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情報デザインを使って分かりやすく情報を伝えよう!【280】

みなさん「情報デザイン」と聞いて何を思い浮かべますか?私はこの言葉を聞いた時、インターネットに出回っている新しいタイプの画像や動画だと思いました。しかし、実際は、言葉を聞いたことがなかっただけで、身の回りに溢れているものでした。これから、情報デザインを具体例を交えながら紹介していきたいと思います。


1 情報デザインの定義

まず、情報デザインとは何なのか説明したいと思います。

”情報デザインとは、メッセージの内容とメッセージが提示される環境を明確化し、構想し、具体化することで、ユーザーの要求に見合った目的の達成を目指す”出典: 情報デザイン国際研究所(IIID)

正直これを見てもあまりピンとこないと思いますwつまり、簡単に説明すると、色々な情報がある中で受け手にとって分かりやすくなるように変換して伝えることです。
ここまで聞いて色々思い浮かべることができたでしょうか。これから、情報デザインの具体例について説明していきたいと思います。

2 ユニバーサルデザイン、バリアフリーについて

この2つはみなさん聞いたことあると思います。しかし、この2つの違いを正確に説明することは難しいはずです。なので、最終的にこの2つの大きな違いを説明します。

まず、ユニバーサルデザインデザインとは、文化・言語・国籍や年齢・性別などの違い、障害の有無や能力差などを問わずに利用できることを目指した建築(設備)・製品・情報などの設計(デザイン)のことです。そして、ユニバーサルデザインには7原則というものがあります。1 どんな人でも公平に使えること。(公平な利用)2 使う上での柔軟性があること。(利用における柔軟性)3 使い方が簡単で自明であること。(単純で直感的な利用)4 必要な情報がすぐに分かること。(認知できる情報5 うっかりミスを許容できること。(失敗に対する寛大さ)6 身体への過度な負担を必要としないこと。(少ない身体的な努力)7 アクセスや利用のための十分な大きさと空間が確保されていること。(接近や利用のためのサイズと空間)出典:ウィキペディア

身近なユニバーサルデザインの具体例としては、まずシャンプー、リンスのボトルです。
これは、頭を洗っているときなど目を瞑ったり、見えなかったりするときに区別できるように出来ています。

他には、センサー式蛇口、自動ドア、文房具だと硬いものでも切れるハサミや、芯を使わないホチキスなど多くのものがあります。
次に、バリアフリーとは、対象者である障害者を含む高齢者等が、社会生活に参加する上で生活の支障となる障害を取り除くための施策、若しくは具体的に障害を取り除いた事物および状態のことをいいます。
出典:ウィキペディア
バリアフリーの具体例としては、出入り口が広く、段差がなく、手すりなどがついている多機能トイレがあります

他には、誘導用ブロックや、エレベーターなどたくさんあります。

ここまで見てきて分かったと思いますがこの2つの大きな違いは、バリアフリーは、障害者、高齢者に向けたものであるのに対してユニバーサルデザインは全ての人に向けたものであるということです。簡潔で分かりやすかったとおもいます笑

3 ピクトグラム、カラーバリアフリーについて

次に、ピクトグラム、カラーバリアフリーについて説明したいと思います。先程説明した2つは聞いたことがあったかもしれませんが、この2つは初めて知ったと思います。
ピクトグラムとは、何らかの情報や注意を示すために表示される視覚記号の一つで、みんなが見て分かるマークであるようになっています。
これは、私たちが色々なところで目にしています。例えば、トイレのマークです。

これがあることでどちらが女子トイレでもう一方が男子トイレであるかが分かります。
また、非常口のマーク、消火器のマーク、禁煙のマークなど数え切れないほどあります笑
次にカラーバリアフリーです。これは私も初めて聞いた言葉でした。カラーバリアフリーとは、標識などにおいて色覚障害者に対応した色使いをすることをいいます。これは見て一目瞭然とはならないのですが、例えばピクトグラムで説明したトイレの標識を、薄い青と薄いピンクにするか、真っ青と、真っ赤にするかです。
一般色覚者は、どちらも区別することができますが、色覚障害者は、薄い色の方だと全く区別がつきません。なので、真っ青と真っ赤にすることで誰でも見分けられるようにしているのです。他には、服のタグにその服の色が書いてあったりテレビのリモコンの色ボタンが鮮やかな色であることが挙げられます。

4 まとめ

ここまで長々と拙い文章を見ていただきありがとうございました。この記事を見て、これからの生活で情報デザインを、使ったり、注意深く探したりしていただけたら良いと思います。

個人的に、調べてみてユニバーサルデザインはものすごい量がありました笑

私たちが情報を容易に頭の中で変換できてるのは情報デザインがあってこそだと感じました。

5 参考文献

https://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/s_kaigi/b_11/pdf/ref2-3_p3-4.pdfhttp://ud-shizuoka.jp/ubpla/bfud_chigai.htmlhttp://www.orientalize.co.jp/contents/kanban/floorseal/366/https://www.enago.jp/academy/colorvision_barrierfree_points/


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