盛岡でリモートワークしているエンジニアが街の特徴を活かして自分を律するためにしたこと(2018)

この記事は、岩手県立大学 Advent Calendar 2018の4日目の記事です。

4日連続の投稿となります。ネタはまだありますが、記事のストックがなく毎日辛いです。

さて、「リモートワーク」という言葉がすっかり定着した今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

リモートワークという働き方は、裁量権がある分、自分を律する力を日々高め、倫理観の高い生活を送ることが必要と言われています。(要出典)

一方、情報が氾濫した現代を生きる我々は慢性的に脳が疲れています。その結果、良質な意思決定ができず、倫理観の欠如や気のゆるみが発生し、自分を律せなくなことが広く知られています(要出典)。

そのようななかで、近年、脳を休ませるために注目されているのがメディテーション(瞑想)です。メディテーションにおいては、脳を疲れさせる「未来への不安」「過去の後悔」を取り払い、「いま」に集中することが基本とされています。そして、なによりも習慣化させることが効果的という報告があります。(要出典)

本稿では、2013年から盛岡でリモートワークをしているエンジニアが、盛岡の街の特徴を活かしたうえでメディテーションの考え方を取り入れ、自分を律するために習慣化に成功した2事例を紹介します。

コンプライアンスの信号

桜城小学校の角に信号があります。ここは交通量のわりに信号の切り替わりが遅く、歩行者用信号はありません。
このような条件下では、信号を無視して渡ってしまう方も多いです。

リモートワーカーたるもの、いくら交通量が少なくとも信号無視などしません。じっと信号をみつめ、呼吸を整え、法令遵守の精神とともに、瞑想するのです。

私は、この信号を「コンプライアンスの信号」と命名しました。みなさんの身の回りのコンプライアンスの信号を探してみて下さい。

進捗の道

特に神道や宗教に信仰心があるわけでもないのですが、2018年1月の初詣以降、毎週月曜日と金曜日の朝に「桜山神社」に参拝しにいくことにしました。

自分を律するためのルールは次の通りです。

1. サンビル前のスクランブル交差点に立ったら深呼吸をする
2. 交差点から神社までに「今週やること / 今週やったこと」を歩きながら頭のなかでセルフプレゼンする。これは瞑想の亜種です。(要出典)
3. 100円未満の細かい硬貨をすべて賽銭に投げる。
4. 2礼2拍手1礼

気をつけなければいけないのは、セルフプレゼンの目的は思考の整理をすることであって、神頼みをしているわけではないことです。

リモートワーカーたるもの、自分をコントロールするべきであって、コントロールできないものに頼ってはいけません。

私は、この 2 のセルフプレゼンをする道を「進捗の道」と命名しました。みなさんの身の回りの進捗の道を探してみて下さい。

終わりに

ここでは、リモートワークに必要な「自分を律する力」をいかにして高める施策をしたかについてを紹介しました。自分を律する力を高めることに終わりはありません。引き続き、力を高めるためにひたすら精進して参ります。

なお、進捗の道で紹介した「参拝」については、2019年の目標のひとつに「なるべく現金を利用しない」を掲げる予定なので、今年いっぱいで廃止予定です。お賽銭のキャッシュレス対応が完了され次第、再開いたします。

(C) Google Maps, Zenrin

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