山形県の優良会社5選

山形県は、日本全国ひいては世界各国に誇れる企業を抱えています。

しかしながら、それらの企業の中にはニッチな分野で秀でている会社や、上流階級をターゲットにしているために、地元では広く知られていない会社も少なくありません。

そんな企業を広くを知ってもらい、山形県を盛り上げるために、山形県の優良企業を勝手に紹介していきたいと思います。


オリエンタルカーペット

豪華絢爛な空間を作り上げるのに必要不可欠な「絨毯」

絨毯は、デザインや色が自由自在で豊富です。加えて、壁や天井とは違い、お客様と常に接しているものであるため、その質感を誤魔化すことができません。そのため室内インテリアの中でも特に、こだわり選び抜かれたものが採用されます。

実は、帝国ホテルや国会議事堂、皇居に敷かれている「絨毯」は全て同じ会社が製造したものです。その会社こそ山形県山辺町の「オリエンタルカーペット」です。

代々受け継がれる洗練された職人の技術と、デザイン・色の徹底した追及から真の一級品をつくり続けています。

さらに著名なデザイナーとのコラボも企画して、圧倒的なブランド力を持ち、

「いつかは買いたい憧れの和製絨毯ブランド」の地位を確立しています。

従業員49人(2018年)  売上高、利益ともに不明



セゾンファクトリー

「世界でたたかう、食のスーパーブランド」を目指して高畠町でドレッシングなどの食品を作っている企業です。

セゾンファクトリーは世界中から選び抜いた食材で、手間を惜しまずに最高のクオリティで商品を提供しています。

その商品の値段は張りますが、お歳暮などの贈り物として人気です。

三越や大丸などの有名百貨店や、帝国ホテル、ホテルオークラなどと取引を行っています。また、百貨店や大規模商業施設には直営店も持っています。

セゾンファクトリーの社長である齋藤雅一さんの講演会に参加したことがあるのですが、とても熱い情熱をお持ちの方でした。お話を聞いて、こちらまでやる気が湧いてきたことを覚えています。

2012年には19億円を投資し、本社工場を拡張する計画を発表しました。現在は、高畠町和田地区の自然の中に、近代的でスタイリッシュな本社工場が建っています。

従業員230人、売上高31億5900万円、純利益4908万円(2019年)



でん六

国道13号線で車を走らせていると、巨大な工場が道路沿いに現れます。でん六の「蔵王の森工場」です。

でん六は山形市に本社を構え、「でんろく豆」をはじめとする菓子の製造を行なっています。

ちなみに、でん六の社名は創業者の鈴木傳六の名前に由来します。

日本全国のスーパーやコンビニなどに自社商品をおろしています。全国的な知名度を持ち、幅広い年代の顧客層をつかんでいます。


従業員368人、売上高237億4241億円、純利益3億1600万円(2020年)



NDソフトウェア

南陽市に本社を構え、介護福祉系のソフトウェアの製造から販売、アフターケアまで一貫して行い、介護福祉系のソフトウェアの中で全国トップレベルのシェアをもっています。

山形県で、高度なソフトウェアを開発できる優秀なプログラマーを集め、教育できているのはものすごいことです。

「東京には負けられない」という反骨心や、「山形県に貢献したい」という気持ちが感じられます。

介護業界の人手不足や、日本の高齢化を背景に、これからもどんどんNDソフトウェアの重要性が高くなるともに、会社も成長していくと思われます。

介護用のハンディーカムなども製造しており、介護界の需要を探り開発しています。

従業員数376人、売上高80億3000万円、経常利益15億4000万円



天童木工

将棋の駒作りなどで有名な天童市に本社を置く、家具のブランド会社です。

レクサスなどの木目パネルや、リオオリンピック公式卓球台、都庁会議テーブルなどを納品した実績があり、優れた合板技術で有名です。

また、エンツォフェラーリをデザインしたことで有名な奥山清行氏や、プリツカー賞を受賞した磯先新氏など著名なデザイナーも起用しています。

様々なことにチャレンジしており、老舗ながらも勢いのある会社です。

従業員数321人、売上高36億円(2018年)



以上、山形県の優良企業5選を紹介しました。

他にもまだまだたくさんの優良企業が山形県にはあります。

優良企業が地方に本社を構えることは、その土地の人の誇りにもなりますし、経済も発展させます。

これからも山形県から日本・世界に誇る企業がどんどん誕生するといいですね。















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