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シンギュラリティを体験できるゲーム

「シンギュラリティ」という言葉がある。SF好きな人なら知っているでしょうが、ここ最近耳にする言葉である。日本語では「技術的特異点」。高度化する人工知能により、人間の知性を超えることによって、人間の生活に大きな変化が起こるという概念を指します。

昨年末にプレステ4がLINEモバイルのキャンペーンで当たり、さらにプレステのキャンペーン期間中だった事でソフトが2つダウンロードできるという2つのラッキーがあった事で「デトロイト ビカム ヒューマン」というゲームと巡り合った。と言うかこのソフトを選択した。

このゲームの背景はこんなのです。

本作の脚本家でディレクターでもある、デヴィッド・ケイジ(英語版)は2005年に発表されたレイ・カーツワイルの書籍『シンギュラリティは近い』(THE SINGULARITY IS NEAR)を読んでAIの能力が20年後に人間の能力を超えるという予見に注目した。そして、人間と同じ姿をした機械が、そのまま機械として扱われるようになったら面白いと考えたため、本作を発想した。
(ウィキペディアより一部抜粋)


映画のようなゲーム

ゲームはここ何年もやっていない。子供が小さい頃家族で遊べるニンテンドーWii以来だ。息子はDSやSwitchを持っているが僕はやった事がない。スマホもPCゲームもやっていない。振り返るとプレステの初期のゲームはやっていた。ダビスタにハマり、バイオハザードやトゥームレイダーなどだ。今でも続いているシリーズがあるから凄い。
デトロイト ビカム ヒューマンのゲームを選んだのは、どんなゲームが面白いかをネットで検索していたら多くの人が挙げていた。決め手は映画のようなゲームだと言う事。僕はゲーム操作は上手くないし映画は好きだしSFな所もいい。

ストーリー
西暦2038年のアメリカ・デトロイト。AI技術とロボット工学の発達により、人間そっくりのアンドロイドが製造されるようになり、人間は過酷な労働から解放されようとしていた。それにより人類は更なる経済発展を手に入れる一方で失業率が増大。貧富の格差が拡大していった。アンドロイドによって職を奪われた人々は反アンドロイド感情を持つようになり、排斥運動にまで発展していった。(ウィキペディアより抜粋)

3人のアンドロイドをシーンごとに操作する。ストーリー展開から会話や行動を「選択」するのだ。その選択によって物語が変わっていく。
1人は警察をサポートするアンドロイドのコナー。アンドロイド関連の事件を担当する。もう1人は家事手伝いのアンドロイドのカーラ。娘を虐待する父を持つ家庭にいるでその子を連れて逃げるのだ。3人目のアンドロイドは画家の主人の介護として仕えるがバカ息子がいる家庭。そのバカ息子のおかげでスクラップになり、そこから再起して革命家になる。その3人のアンドロイドが物語の展開によって「変異体(自我に目覚める)」になるのだ。と言っても変異体を選択するのもゲームする本人なんだけど。

主人公が死ぬ事もあるけど物語は進んで行きエンドロールまで行くのだ。僕はまだ3周目だが、3人死んだケースはない。
と言う感じなのだが、ゲームと言うよりは「自分が選択して物語を進められる映画」と言うのが僕の印象。映像も素晴らしい。僕は久しぶりのプレステだから今のゲームは凄いなぁと思っていたらゲーム好きな人にとってもこのゲームは神ゲーと言う人もいるので評価は高いのでしょう。

1回物語の最後まで行きそれで今回の物語は終わるが、2回目の物語の選択を変えると新たな発展になるケースもある。だからハマっている人が多い。

このゲームの面白いのは3人のアンドロイドに感情注入するのだ。その人によってコナーだったり、カーラやマーカスだったり。3人の苦悩や困難を乗り越えていく物語で物語の岐路を選択するのは自分なのでその結果、バッドエンドになると落ち込み度合いは半端ない。

この歳になってゲームにハマるのかと思うが、これはゲームなのか?と思うこともある。昨日ネタバレ覚悟でネット検索したら、まだまだ未知の展開があるようだし、この物語を何周したらいいのやら。。。

この物語の設定の2038年まであと19年。その頃プレステはどうなっているのか?僕はあの頃「デトロイト ビカム ヒューマン」にハマっていたなぁとプレステ初期を今のように懐かしく思うのだろうか。まだまだ先のようで以外と早いかもね。アンドロイドと仲良くできる世の中であって欲しい。

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