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ナイナイ尽くしの新規事業部を早く成功させるには

通販のBtoBがメインの我が社。その中で僕はBtoCの食品担当になった。我が社の部署としては新規事業である。そして、担当は上司と2人であり、実務に関してはほぼ1人で行っている。新規事業にヒト・モノ・カネをいきなり投資してくれる訳もなく当面は少数精鋭で行うしかない。これはどの企業でもあるあるな話である。実際1年数ヶ月やってみてその大変さ、辛さを痛感したが、なんとなく方向性は見えてきた。


1.広告代理店任せにしない

僕が1番痛感し、1番反省したのはコレです。どうしても人手が足らないので代理店任せにした結果、全然ダメだったケースの多いこと。パートナーとして良い代理店(担当者)と巡り合うことも重要ですが、これは時間と行動が必要なのでまずは代理店任せにせず、制作物を考えたり、新規獲得、リピーター施策などを自分で考えて意見・アイデアを出すこと。結果、成功しなくてもこれは次への糧になります。代理店任せにすると糧が乏しくなるのです。


2.事務作業を常に効率化させ、他人にも任せる

EC業務は専門知識が多く、いろんなツールを使用する。まあ、これが覚えるとこもいっぱいで運用するだけでも大変です。はじめは理解するために全ての業務を一通り実践することは大切です。でも、実際全ての実務を行うのはかなり大変であり、ずっと作業の日々になります。そうなると1で挙げた代理店任せになりがちになる。ここの時間を短縮して代理店任せにしないクリエイティブに時間を掛けるのが重要です。
 僕もこの間、いろんな代理店や制作会社と会ったり、依頼をしてきましたが、中には実務の運用代行も行ってくれる会社もあります。特にECの場合は専門知識が必要な作業だったり、登録作業が多くあります。当然コストもあるので簡単にはできない場合もありますが、新規獲得やリピーター対策にはクリエイティブの時間が必要です。
 
企業の場合、他部署を巻き込み協力してもらう事もアリです。アイツ何やっているのかわからない。。。と思われると思いますが、ここは理解者(味方)を見つけて社内調整が大変でしょうが全社最適で社内を動かすことも必要です。社内調整は大変だけど。。。

3.スモールテストで量稽古する

僕の場合、ECのネット広告だったり、紙媒体のオフライン通販が新規顧客を獲得する手段になります。当然コストがかかりますが、売れるクリエイティブが見つかるまで量稽古です。コレだ!というのができてからコストを掛けて一気勝負。リスクの少ないテスト・テストの繰り返し。これが日常、作業に追われているとテスト展開が少なくなります。
 ビジネスで「センミツ」という言葉がありますが、1000やってにヒットするのは3つというぐらいの世界です。数をこなしていないのにヒットしないと嘆くのはお門違い。まだまだやっていないのです。(はい、反省。。。)

4.欲張らず、焦らず、スピード命で

これも僕の体験ですが、他社で成功している企業をみるとアレもコレもやってみたくなります。いろんなツールを活用していたりするので導入もしたくなります。ダメではありませんが、それらを行うことで仕事が当然増えます。それは誰がしますか? そこは焦らず、優先順位を決めて最優先のことをスピード命で行う。そこで成功事例が増えてからステップアップをする。その時点で人が増える可能性もありますよね。

5.最後にこれが1番必要なもの 「熱量」

いろいろ書きましたが、1番大切で必要なものは「熱量」と思う。
あなたが扱っている商品やサービスはどれだけの熱量がありますか?
あなたがそれに惚れ込み、多くの人に幸せになってもらいたい、喜んでもらいたいという熱量がどれだけありますか?
会社から「売れ」と言われたから
食うためにやらないといけないから
そういう考えでは最終的にお客さんには気づかれてしまうし、
売れなければすぐ諦めるでしょう。
熱量がすごく高い人は簡単には諦めない
ヒットするまで諦めない
そんな熱量が必要なのです。
そう反省しています。
お前かっ!
はい、僕もまだまだ熱量が足りません。
お互いがんばりましょう!

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