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クリエイションLAB./デッサン教室inいいかねPalette[妄想企画書]

作ることのキホンのキ。
「観察力」
それは目で見ることだけではなく、聞くこと、触ること。
いろんなセンサーで感じる能力を養うことだと思います。

いいかねPaletteは「なんでもできる世界をつくる」をコンセプトにした音楽制作などのアート活動ができる&宿泊できる複合施設。

なんでもできる世界を作る前に、いろんなものを心地よく作り出せる人がたくさんいないとその世界は出来上がらないのかな?とも思います
なぜなら世界は人の集まった情報プールでしょうから。

こむずかしいことはさておき!
ものを作るにはものを感じて、表現する能力が必要です。
このような文脈でいいかねPaletteでデッサン教室を
「クリエイションLAB.(研究所)」という感覚でやってみたいなと思った次第です。

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まずデッサンは「ものを見てそっくり其のまま写真みたいに鉛筆で絵を描くこと」
だと思われていることがほとんどかもしれません。

ですがその本質はその手前「物事にときめき、感じて、分析する」ことにあります。

描くモチーフがあるとして、それの魅力、自分がそのモチーフの何にときめいたのか。そこから始まらなければ
クリエイションの動機がまず生まれません。

まず例としてりんごを集まってもらった方々の前におきます。
その状態で感じること、感動したこと、想起することなどをりんごを中心にマインドマップみたいに
言葉だししてもらいます。

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「赤い、ジューシー、スウィート、五角形、エデン、スティーブ・ジョブズ...etc」

などなど。
いろんな言葉が出てくると思います。
このマインドマップは全員がみれる形になっているので
そこに集まった人たちがりんごに対してどう感じてるのかをメタ認知できたかと思います。
ワクワクしてくるでしょう?

次にそのりんごを人数分切り分けて食べてみます。
木の上から落としてみたり。
音を聞いてみたり、、
「体でりんごにアクセスする方法」を色々してみます。

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ここまでやって改めてりんごを真ん中に置いて。
次はやっと鉛筆です。

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用意するのは紙と2Bの鉛筆とカッター、消しゴム、練り消し、ティッシュのみです。
まず紙に2Bの鉛筆で色んな線、形もそうだし、濃さも様々に変えてどれだけの幅が出せるか試してもらいます。

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これは「あるもの生かし」を踏まえたワークです。

本来芸大の試験ならば6H~6B、スポーク、さっ筆などなど幅広く画材を用いますがツールが良ければいいものが描けるわけではないのは写真も同じで
カメラが良いからといっていい写真が撮れるわけではありません。

このワークで出てきた色んな線の表現をみんなでシェアして素敵な表現を見つけてみます。

いよいよりんごを描きます!

まずは感覚で描いてもらいます
感じたまま。
それをまず講評。
それぞれの人に「りんごの〇〇な〇〇を表現したい」というような構文で解説してもらいます。

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それに沿ってどう描くのが的確なのか示唆してみます。

1ターム目はこんな感じです!

2ターム目はいいかねPaletteの施設内で「ときめいたもの」
を2個選んでモチーフを組んで描きます。
4時間ほどで完成してみます。
そこで描いたものに「ときめきポイント/イメージからくるタイトル」をつけて
講評。

「けびきい感じがいい/田川のビスマルク、勝利の盃」

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2時間ほど加筆して、額装して
いいかねPalette内のどこかに一ヶ月展示販売します!
アーツトンネル内か温室??
僕がお邪魔した時にはまだなくて、instagramでしか存じておらず
想像が及ばない、、!

収益は描いた人といいかねPaletteで7:3くらいにするのがいいでしょうか?
面白くないから全額描いた人にしてもいいかも!とも思います。

今のところの構想は以上です!

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