人に言われて気付く事

昨日二ヶ月ぶりに創作界隈のSさんと食事をした。彼女とは以前「浅草のミモザでお茶をしたいですね」という話をしていたので昼食としてミモザの五段ホットケーキを食べたが、暫らくはホットケーキ食べなくても良いってくらい食べたなぁという気持である。

その後は仲見世だのをふらふらし、アクセサリーを買ったりした。当初の予定では仲見世で買い食いをするというのもあったが、二時間喋りながら歩いてもお腹が減らなかった。五段重ねホットケーキ凄い、本当に凄いと改めて認識した。

そんな風にふらふらしている内に疲れてきたので、通りに出て珈琲館に向かい紅茶を飲みつつ互いの性癖暴露大会となった。性癖と言っても好きなタイプやシチュ等というやつだ(何故性癖という言葉が出たか、会話中に「まさか性癖を話すとは」という言葉が出たからである)尚、彼女も私もギャップに弱いので「堅物男性の意外な一面」だの「普段はへらへらしているのに裏切る時に見せる顔はシリアス」だとかを挙げていたが繋がって数年目でようやく互いの性癖を話せるようになったんだなぁと気付いた(尚、前者が私で後者は彼女の発言である)

そんな彼女と創作物の話になり「齋宮さんの作品は、晴れている日の午後から夕方くらいに読みたくなる、路地裏の様なイメージです」と言われた。自分としては曇りだとか雨(ざあざあというよりはしとしとな方)が降っている午後や、静かな夜をイメージしているので意外に感じると同時に照れてしまった。書きたい話を好きに書いているので作品に関しては読みたい人が読んでくれれば良いし、好きだと思ってくれる人がいればそれで良い、そして感想を言う言わないは読み手の自由だしなぁという思考の持ち主なので目の前で言われるとどうにもむず痒い気持ちになる。

そして彼女の言葉を聞いて「やはり人によってイメージは違うんだなぁ」と改めて認識した、そんな時間だった。なんとなく、こっちで綴ってしまったけれどもそういう気分なのかもしれない(そしてその後も歩き続けたが、その結果筋肉痛になった。運動不足はいかんね、いかんよ)

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