見出し画像

帰りたいと思う場所

 今年に入ってanone,というアプリで自分がXジェンダーと分かり(ただ細かい部分では無性か不定性のどちらなのか分かっていない)少しばかり困ったなぁという事があった。というのも自分は一次創作をしており感じた事や経験した事を使っているのもあるのだが、そこで同性愛物を書く時に「そういや自分はXジェンダーと分かったが、それじゃあ友人に対して抱いた恋愛感情は男としてなのか女としてなのか分らんな?」となったのだ。

 そのXジェンダーと分かるまでは自分はバイセクだと思っていたし、けれども自分に対しても他人に対しても性別よりも個人として見ているのだから創作物に反映させるなら性別は必要ないのでは? と考えもするのだけどどうにも詰まってしまうので厄介なのだ。

 そんな中でGalileo Galileiのロンリーボーイを流すと「ああ、帰りたいなぁ」と思うのだ。物理的な意味じゃなくて精神的な意味でなんだろうけれども――自分はどこに帰れるのだろうかと、少しばかり思考が纏まらない頭で考えるのだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?