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【istyle×CyberAgent】 デザイナーのキャリアについて勉強会を開催しました!

はじめまして、株式会社アイスタイルでデザイナーをやっている遠藤です。

2019年7月8日に株式会社サイバーエージェントの井上 辰徳さんをお招きし、弊社で勉強会を開催しました!また、同サイバーエージェントさんからはデザイナーの方もお二人来てくださいました!ありがとうございます!
それぞれが考えるデザイナーのキャリアの描き方」というテーマで、お互いの会社でデザイナーのキャリアについて行っている取り組みを共有し合いました。

なぜやることになったのか?

いまアイスタイルのデザイン部はまさに過渡期…最近noteを開設したこともそうですし、社内だけでなく社外のデザイナーコミュニティにも課題やナレッジを共有し、発信をしていきたいと動き出したところです。

他の会社はどのような取り組みをしているのかを知るため、弊社デザイナーが以前お世話になっていたという繋がりをもとに、今回デザイン部で初めて外部の方をお呼びして勉強会を開催しました。

今回の勉強会のアジェンダ
1. 「そもそもデザイナーのキャリアって?」 井上さん
2. 「アイスタイルデザイン部が考える デザイナーのキャリアについて」 弊社部長山口
3.  ディスカッション形式で質疑応答

1. そもそもデザイナーのキャリアって?

井上さんのこれまでの経歴と共に実際にCAさんで取り組んでよかったこと失敗したことなど事例をもとにお話してくださいました!

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視覚的なビジュアル・差別化などクオリティの高みを目指す職人的デザイナー。最近ではそれだけでは物足りなくなり、体験設計や課題解決、コミュニケーション…デザイナーの必要スキルはどんどん増えていくインハウスデザイナーには後者の役割の比重が多く、そちらを求められていたりする。
そこで27分類のスキルに分けてみた!

詳しくはこちらの記事にて(目にしたことがある方も多いのではないかと思います!)

インハウスデザイナーの必要スキルってどんどん増えていくよねってところで弊社デザイナーほぼ全員「うんうん」と頷いてました笑

アイスタイルでも職人的なスキルよりも課題解決やコミュニケーションが必要な場面が多いなーと思います。私自身は課題解決できるデザイナーになりたくて事業会社に転職してきたわけですが、いま自分何が足りないんだ…と割とよくなるので、役割ごとに可視化されていてすごくわかりやすく、落とし込みやすいなと思いました!可視化・言語化ってホントに大事だと改めて実感。

また、このスキルを活用してよかったこと、反省したことも話していただきました。

1on1で活用したら良かった
・弱み・強みを可視化しやすかった
・個人のバリューが引き出せる・その人らしさが理解できる
目標設定で使ったのは反省
・27個サジェストされるとみんな全部書きたくなる
    → 半年で達成できない量になってしまう
・強みを伸ばすか弱みを克服するか
    → 強みを伸ばす:主観が強くなってしまう
    → 弱みを克服する:最終的に全マスターになってしまう

弱み・強みが可視化され、自分を理解するのには活用できたけど、それを目標としてしまうと難しいというお話でした。企業目標>組織目標>個人目標 と落ちてくる目標の個人目標のところで活用してみたが、全部のスキルをマスターすることは無理なので、活用が難しかったそうです。

弊社にもデザインスキルシートがあり、デザイン、ディレクション、フロントエンド…など分野ごとに別れていますが、同じように個々の強みの可視化のために使用しています。目標となると達成基準を作って、数値化しないといけないので、スキルと合致させるのは難しいのかもしれません。

まとめ!これってみんな理解はしているけど、忘れがちだったり、迷ってしまったりしますよね。。。

All in one < only one
自分らしさを磨くことが最大のキャリアアップ

その他、サイバーエージェントさんでは、野望を語り合ったり、クリエイターハングアウトといった社内のクリエイター同士で集まって個人のスキルアップや共有する場がたくさんありました。

クリエイターハングアウトでは社内のクリエイターが集まり、会社の課題をデザインで解決したり、UXに関する勉強会をしたりを業務の一貫として行っているとのことでした(すごく楽しそう)

この2つは特に弊社デザイナーにも響いていたみたいで、その後の質疑応答でもたくさん質問がでました!一緒に働いてるデザイナーがどんな野望を持って、日々業務に取り組んでいるのか、思い返してみると知らない…とても魅力的な会なので、ぜひやってみたいと思いました!

2. アイスタイルデザイン部が考える デザイナーのキャリアについて

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山口さんはこういった場でLT登壇するのは初めてで緊張すると言っていましたが、すごく落ち着いていて堂々とLTしてらっしゃったので、さすがだな!と思いました。登壇内容は主に弊社の組織体制についてです!

第1回のnoteでも紹介されてるようにデザイン部の担当領域と役割はサービスも業務範囲も多岐に渡ります…

メンバー構成

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上記に1部2部とあるように、今年の5月に会社やサービスの拡張に見合うよう、デザイン部も拡張性のある体制にするべく、今まで一つだったデザイン部が2部制になりました!

① メンバーのキャリアパスの一つとして目標が持てるようにポジションに枠を設けた

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② 管理職以外のポジションを設け、キャリアパスの選択肢を増やした

いままで管理職しかなかったが、今回リードデザイナーのポジションが新たに追加されました!

リードデザイナーの役割
・クリエイティブ推進リーダー
・部外に向けて、デザイン部を代表した発言、発信、(クリエイティブ面に関する)意思決定等を行う
・クリエイティブにまつわる上位層との折衝をする

これにより管理職に興味ないメンバー向けにキャリアパスができました。

その他、ママさんも多いので活躍できる体制にするためなど、アイスタイルでより成長できる環境づくりを目指しているとのことです。(過渡期)

3. 質疑応答・懇親会

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最後に質疑応答会をしました!
スキルのこと、1on1のこと、ハングアウトの取り組みを詳しく…などなどアイスタイル社員が井上さんにたくさん質問させていただきました…ありがとうございます!

また、デザイナーからマネジメントへのキャリアパスになることで、手を動かしたい、デザインしたい!と共通の悩みを抱えていました。サイバーエージェントのデザイナーさんはまず1年やってみる!と宣言して、現在チームビルディングなどをしているとおっしゃっていて、とてもいいなと思いました。マネジメント方面にいってしまったらもう一生デザインする側に戻ってこれないのではないかと何故か私は思っていたので(大げさですが、なんかそういう壁?を感じていた)まずはやってみる!というチャレンジ精神がいいなと感じました!

さいごに

私は、勉強会に参加しても懇親会には参加しないで帰ってしまうデザイナーなので(意外とそういう人も多い?)普段聞けないような話をじっくり話すことができたので、良かったです。
また、勉強会の運営(ご飯など)、進行(時間配分など)、雰囲気作りで至らないところがあったなと反省点なども出ました。
ちょっと堅い雰囲気があったので、登壇するひとも聞く人もリラックスできるような雰囲気作りができればよかったなと思います。
今後に活かしてまた開催していきたいです!

弊社と勉強会やりたい!など思って頂けたら、ぜひお声がけ頂ければと思います。

また、アイスタイルデザイン部に興味がでてきた!という方いましたら、お気軽にご連絡ください。

さいごまで読んでいただきありがとうございました。

筆者について
2018年1月に中途入社。アプリやwebのUI/UX・ディレクションを担当しています。入社前はベンチャーでフロントエンド開発もやっていました。情報設計、UI/UX設計など上流工程から携わって作っていくの楽しい。
とにかく漫画読むのが大好きで毎日おもしろい漫画を探している。フェス、スノボも好き。

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