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未来の住まい。


小さいころからの夢としてまだ叶っていないこと。

それは、

高台の平屋に住むこと。
因みに、家のまわりは野花がたくさんの花畑が理想です。

どのくらい強い希望かっていうと、20歳のころアパレル就職活動の大事な社長面接で、

「将来的にやりたいことはなんですか?」と聞かれ、

「北海道の花畑の中に家を建てて住むことです。」

とアホみたいな返答をしたくらいです。(もちろん面接に落ちた。)


家は新築でもいいし、古家を買ってリフォームしてもいいなぁ。とにかくマイホームにはこだわりを捧げたい。平屋がいいのは二階が怖いからという単純な理由です。高台は潜在的になんか好き。眺めがよくて風が通る気持ちいい土地がよいです。

こんなにもマイホームに憧れている理由は、幼少期から上京する高校生まで住んでた家が、つぎはぎだらけのボロボロな古い家だったから。

小学生のころ、集団家庭訪問みたいな行事があって、同じクラスのグループ5、6人と先生でみんなの家に順繰り遊びに行くみたいなことがあったのですが、

わたしの番のとき、

「え〜!もっと白くてきれいな洋風のおうちかと思ってた〜意外〜!」

ってみんなに言われて(顔がハーフで洋風なもんでね。)
そりゃそうだろうなと思った記憶あり。もしかしたらその当時、そう言われたことか恥ずかしくていまでも覚えているのかもそれません。カントリーチックなお家でお母さんとクッキー作っている友達がうらやましかたな〜。

そんな家コンプレックスもあり、子供のころからふつふつと願うマイホーム。一度でいいからきれいなフローリングの家に住んでみたい。

小さいころ、何故か家に海外の住宅のいろいろなパーツカタログのような分厚い本があったにで、ひたすらそれを眺めては、将来住む家のドアノブはこれがいいなぁ〜とか、屋根は三角の屋根がいいなぁ〜とかマイホームの妄想を膨らませていたわたし。あの分厚い本をみてるときが至福だったこと今も覚えています。
部屋の模様替えも大好きで、もちろんその頃の将来の夢はインテリアデザイナー。(そのあとファッションにはまってけっきょくは服飾の専門学校に行った。)

東京へ上京してからも、広さ重視のわたしが住んでいたところは築年数の古いアパート。もちろんほとんどが畳。オートロック付きマンションなんてのは住んだことがなく、もはや空き巣も通り過ぎるほどの見ためだったことも数回。。。

そして現在、島へ移住。
実はいろいろな計画ミスのため、夫の実家に転がりこんで仮住まいみたいな状況です。和風の立派な家だけれど、あらゆるものに年季が入っていて、先代のもので溢れている。義母さんとの関係は想像以上に楽だけれど、やっぱり自分の家じゃないって色んな生活のやる気が削がれますよね。
本音は、キッチン、調理器具、お風呂用品、洗濯ピンチから何から何まで自分の好きなものに囲まれたい!妊娠もしていて経済的にもそんなこと言ってられる場合ではないので、数年はここのお家にお世話になる予定です。

そんな今月のアンドプレミアムは住まい特集。

こんなもやもやした状態にぴったりです。じっくり読むのが楽しい。

わたしが東京に上京してから15年のあいだ、住まいを変えたのはおおよそ12回くらい。典型的な引っ越し貧乏でした。
雑誌の中の人たちのように引越し経験は多い方かなと思うけれど、表紙にあるような「住まいを変えると、生き方が変わる」なんて文学的な感じではなく、仕事や環境が変わったので住居を変わらざるを得ないって感じ。

なんとなくで引っ越したことほ一度もない。

ここ10数年ずーーっと仮住まいみたいな精神で生活しているのですが、あと数年以内にはどっしりと腰を据えたいなぁ。子どもも産まれるしね。

島では人脈のネットワークしか存在しないので、人伝てに空き家や空き地を探すしかないので、なかなか難しいところ。

島に永住するとは限らないけど、島内をドライブしては良さそうなところがないか目を光らせています。
縁とタイミングが重なればおのずと良いところが見つかるでしょう。


おまけ。

「将来の夢は、北海道の花畑の中に家を建てて住むことです。」

とアパレル就活の面接でおかしな返答をしたわたしは、言葉の通りアパレル就職をすべてふっとばし北海道へ向かうことになるのです。
きっとこれが人生の方向性がかわるちょっとしたきっかけになっているのかもしれません。

この話はまたこんど。






ねんどの材料にさせて頂きます。