2023/12/12

まるでお風呂を嫌がる子供のように

みんなにとっては当たり前のものが

僕にとっては嫌なものだった。

人付き合いが苦手なわけではない。

なんなく、それなりに やってやれないことはない

でもそれはやれないことはないと言った程度のもので

その上澄みを掬ったようなコミュニケーションは

わかる人にはわかってしまって

深いところに友達をつくることが出来なくなっていた。

それでも良いと思っていた。

良い友達を作りなさい。とか

素敵な恋愛をしなさい。とか

そう言うコミュニティに属することを前提とした考えが

必ずしも正しいとは僕には思えなかったんだ。

それが全てでは無いけれど、と文末に添えるものの

それが一切含まれないなんてことは無いと

みんながそう思っているからこそ

そのみんなと良質な関係を築かなければならない。

でも、僕にとっての一番はそれでなくて

むしろ何番にも入っていなくて

無いが故に蔑ろにして

それが全てでは無いけれど、と付け加える全てに否定されてしまうのだ。

一人が好きだとか

孤独を愛しているとか

そう言うわけでは無いけれど

それが楽でも許されて欲しいとは思ってしまう。

でも、その許しをみんなに乞うている時点で

僕も、その全てが一部には含まれてしまっているわけなんだけれども

#ルームシェア#板橋ハウス#お風呂場争い