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乃木坂46の楽曲を一日一曲語る。85日目『大人への近道』(β)

_______【この記事の構成】_______
▼今日のこばなし

本題の伏線になる時とならない時がある雑談

▼『○○』の基本データ
作編曲、歌唱メンバー、MV等の情報

▼『○○』を語る
愛と飛躍に溢れた考察

▼おわりに
総括とキメ台詞


▼今日のこばなし

「ギフトのあけ方③」

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前田裕二と7人のゲストによる対談を書籍化した『ギフトのあけ方』について語る三日目。

昨日は本書のメインテーマである「プロデュースの民主化」について述べたが、今日はそのキーとなる「コアと市場」に触れよう。


・コアと市場

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「コア(な部分)」と「市場」について、まえがきでそれぞれ以下のように説明されている。

【コア(な部分)】
無駄なものをどんどん引いていき、世間とは決して混じり合うことのない、その人に最後に残る唯一無二性

【市場】
自分がどんな人間かは一旦脇において、世間から何が求められるか想像すること

前田氏の盟友で本書の編集も担当している幻冬舎の箕輪厚介氏は、プロデュースとは「その人のコアな部分と市場とを行き来する行為」であると述べている。

「コア」と「市場」、そして「コアと市場を行き来する行為」というのが本書では頻出となっている。

明日はいよいよ本編に入っていくぜ。
最初の対談は「前田裕二×中田敦彦」だよ!


▼『大人への近道』の基本データ

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▼収録 / 発売日
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13thシングル『今、話したい誰かがいる』Type-B / 2015年10月28日

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▼作詞 / 作曲 / 編曲
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秋元康 / 古川貴浩

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▼歌唱メンバー
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1期生:中田花奈、中元日芽香
2期生:北野日奈子、寺田蘭世、堀未央奈

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▼サンクエトワール
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中田、中元、北野、寺田、堀によるユニット。ユニット名の「サンクエトワール」はフランス語で「五つ星 (cinq étoile)」という意味。

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▼センター
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堀未央奈

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▼MV(ミュージックビデオ)
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監督:湯浅弘章


▼『大人への近道』を語る

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【プロット】


『大人への近道』には「清楚」「女子校」「お嬢様」といった、しばしば乃木坂らしさとして挙げられる要素が散りばめられている。
→初期にあった「リセエンヌ」というコンセプトが感じられる曲。


・頻出パターン
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大人への近道
教えて下さい
純情なんていらない
普通になりたい
清らかな制服
いつまでも着てるわけじゃない
女の子から 早く
女性になりたいの

- 出典:『大人への近道』/ 作詞:秋元康 作曲:古川貴浩

イノセント・純情・子ども ←→ 自己責任・自由・大人

子どもと大人の境界を揺れる少女の気持ちを「制服」というアイテムを使って表現するパターンは乃木坂楽曲で頻出。


▼おわりに

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完成版をお待ち下さい。

では、また明日 stay tuned!



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