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乃木坂46の楽曲を一日一曲語る。53日目『ここにいる理由』

_______【この記事の構成】_______
▼今日のこばなし

本題の伏線になる時とならない時がある雑談

▼『○○』の基本データ
作編曲、歌唱メンバー、MV等の情報

▼『○○』を語る
愛と飛躍に溢れた考察

▼おわりに
総括とキメ台詞


▼今日のこばなし

「かくかくしかじか」

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スマホのメモ帳を見返していたら、東村アキコの自伝的漫画『かくかくしかじか』を読んだ感想(考察)が出てきた。

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【先生の魅力】
・良いか悪いかではなく、一貫して先生のキャラクターに従って行動している。
→(キャラ経済)

・徹底したgiver

・「描け」という口癖
→習慣の必要性

【クリエイターを志す全ての人へのエールと警鐘】
・こんな私でもなんとかなった(エール)


・その場しのぎの楽な方を選んだ後悔は一生消えない(警鐘)

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「なに言ってんの?」という人はとりあえず読んでほしい。

とっても短いのに(単行本5巻で完結)、めちゃくちゃ胸に刺さるバチボコオススメ作品。 


▼『ここにいる理由』の基本データ

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▼収録 / 発売日
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9thシングル『夏のFree&Easy』Type-C / 2014年7月9日

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▼作詞 / 作曲 / 編曲
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秋元康 / 長谷川湊 / Carlos K.

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▼歌唱メンバー
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1期生:市來玲奈、伊藤寧々、伊藤万理華、川後陽菜、川村真洋、齋藤飛鳥、斎藤ちはる、永島聖羅、中田花奈、中元日芽香、能條愛未、畠中清羅、樋口日奈、和田まあや
2期生:北野日奈子、新内眞衣

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▼センター
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伊藤万理華

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▼MV(ミュージックビデオ)
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監督:近藤大介


▼『ここにいる理由』を語る

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・変則的失恋ソング

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『ここにいる理由』は、ひとことで言えば失恋ソングである。

しかし、終わった恋への未練や悲しみではなく、
ふたりの愛はもう終わりだと感じつつ、終わらせられない男女のもどかしさを歌っている。

少し変則的な失恋ソングとでも言うべきか。


・雨宿り

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歌詞を見ていくと、雨が降っていること、そして「僕」と「君」が雨宿りしていることが推測できる。

排水口の蓋が
少しだけずれていた
まだ止まないその雨が
無駄な時間 押し流すよ

- 出典:『ここにいる理由』/ 作詞:秋元康 作曲:長谷川湊

この曲において、「雨宿り」はかなり効果的に用いられている。
というより、歌詞のほとんどは「雨宿り」と「ふたりの関係性」のダブルミーニングになっていると言える。

多くの人にとって風景や感覚を想起しやすい「雨宿り」の描写を織り交ぜることで、この曲を聴いた人は「ふたりの間を流れる重くて冷たい時間」を肌で感じることができるのである。


▼おわりに

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Cメロが、

低体温になる

のたった一節というのも変則的でクールだよね。

では、また明日 stay tuned!


((脚注))

※1)『かくかくしかじか』は、作者である東村アキコの幼年時代からの生い立ちと、有名漫画家になるまでを描いた自伝エッセイ漫画。『Cocohana』(集英社)2012年1月号から2015年3月号まで連載された。


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