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ドリームオーダー チャレンジカップ東京 【予選全勝+ベスト4】 圧倒的Tier1の横浜デッキ解説

どうもどうもいためしです。

野球好きの文筆かーどげーまーです。
阪神の試合はほぼ全試合スカパーとプロ野球セットアプリ(阪神主催の謎遅延と広島主催の鎖国の影響を受けないのでオススメ)かスポナビで藤沢視聴しているくらいには野球好きです。
カードゲームはMTG(過去形)と最近はずっとワンピカードやってます。
どっちもGPマネーフィニッシュ・フラッグシップ優勝数回って感じです。

2024年4月に発売したドリームオーダーの初の公式大会、チャレンジカップ東京で予選全勝、準決勝敗退のベスト4の成績(7勝1敗)を納められたのでデッキ紹介も兼ねてnoteを書きました。
当日は佐藤輝明のユニを着てアイブラックをわざわざ買ってつけて出場していたくらいはしゃいでいました(小声)

【追記】
公式のYoutubeで小林Pにデッキを紹介&解説していただきました。

ありがとうございます。(10:45~)
私が勝負師です。

ちらっと佐藤輝のユニを着た後ろ姿も映ってます。

まだまだ環境初期なため、自分でも解明できていることが少なく、誤った事を書いている場合があります。
「めしちゃん、何を力んでるんや(その目は優しかった)」の精神で見逃していただくか、Twitterでレスバしましょう。

全文無料ですが、投げ銭していただくとnote執筆のモチベーションが上がるので読んで「タメになったねぇ~」って大富豪の方は投げ銭していただくとありがたいです。
有料部分にはマジでなにもないのであしからず。

当日の成績
①埼玉西武 先攻 3-0
②ヤクルト 先攻 4-2
③ロッテ 先攻 3-2
④ロッテ 後攻 4-0

SE1 ソフトバンク 先攻 5-0
SE2 横浜 後攻 2x-1
SE3(準決勝) 横浜 先攻 0-2

使用デッキはこちらです

本番ではピッチャー枠に濵口と大貫を追加したリストで出ています(6枠埋め得なため)
カード画像はドリームオーダー公式サイト及びデッキログから引用しております。

選ばれたのは横浜でした

えー、アイコンでお察しの通り、筆者は小学生の頃から阪神ファンで、本来なら阪神タイガースを使用すべきところ、横浜DeNAベイスターズを使用して上記のBest4の結果を出しています

阪神が好きだから……

だって横浜つえーんだもん

すでにドリームオーダーを遊んでいる方はご存知の方も多いと思いますが、現環境では横浜DeNAベイスターズが環境最強級の強さを誇っています。
ドリームオーダーを遊ぶには
・好きな球団を使う
・勝てる球団を使う

の2択をミート・強振を選ぶ前に迫られます。

前田大和お前の氏名

我が阪神タイガースも決して弱いという訳ではないですが、

・固定枠の選手の能力の低さ

1コストの完全固定枠のノイジーがスターター選手のため、ブースターの選手と比べるとかなりマイルドな性能になっています(精一杯濁した表現)

強振DP3は優秀だが・・・😭

同様に二塁の完全固定枠の中野もスターターのカードのため、お世辞にもスペックが良いとは言えず…

おかしいこと、やってるからな

0コスの外野・二塁手が各1枚追加されるとかなりデッキの自由度と柔軟性が上がるので2弾以降に期待です。頼むぞブシロード。

1原口も覚醒ができた場合はかなり強力に見えますが、覚醒時にAP10になるのはそもそもAP5の選手と同じで、覚醒できない場合はコスト1でAP4の選手をスタメンに入れていることになり、やはり全体的にスペックの低さが足を引っ張ってしまっている印象です。

・覚醒頼みの能力が多い事

岩貞今何してんねんお前

阪神のメインギミックが覚醒となっていて、覚醒を連発できれば爆発力がある反面、
・コンスタントに覚醒するために各カードそれなりの枚数を入れないといけない→引きムラが発生しやすい
覚醒を引けた/引けないで下振れ上振れが起こりやすい(特に長いラウンドをやる場合)

と、覚醒連打できれば瞬間的な火力では強い阪神よりも、最大9戦の長丁場を戦う上では安定性の高い横浜を使う事とあいなりました。

他にも本来なら勝負師の使い所を相手に悩ませるのが阪神の主戦略なのですが、「結局のところ岩貞の1枚出し・サトテルと森下の打席に勝負師合わせてればいいのでは・・・?」と気づいてしまいました。
(試行回数があまりにも足りてないので阪神側の最適解が解明できてないですが、ざっと回してみた感じここに勝負師が刺さる率が高かった)

環境が始まってすぐなため、対阪神の戦い方を完全に理解しているプレイヤーが多く居るとは思えないですが、明確に横浜よりも対策が簡単に思えたというのもあります。

横浜が強い理由

なんなん?

常時ダイス-1の入江、得点圏でなくとも走者がいればお手軽にAPが上がる佐野・牧の能力が強いという誰でも分かる理由も勿論ありますが、
真に横浜が強い理由は1コストのカードが軒並み強いという事が挙げられます。

1コスオーバースペック三銃士

これらの3枚のカードの強さは今更説明不要ッ!

1コス片面補正マンたち「なんで????」

そもそもドリームオーダーは打線で10コストを打線の9人で割り振るコスト制のゲームになります。
コスト制のゲームにおいてコストが高いカードが強いのは当たり前の話で、オーダーに登録した全員に出場機会がある以上、デッキ全体の強さを上げるためにはいかに土台となる低コストに強いカードを厚く取れるかが重要になってきます

前述のこれらのカードは1コスながら、実質的に1.5コス相当のカードパワーがあると考えています。

2コストのカードが2.5コスト相当、1コストのカードが1.5コスト相当、0コストのカードが0.5コスト相当であればあるほどデッキ全体の強度が上がっていきます。

まだカードプールが狭いので自由度が低いですが、突き詰めるとドリームオーダーのオーダーはコスパ重視で組んで行った方が強くなります。
現状、0.5コスト相当の0コストと呼べそうなカードがヤクルト濱田・日ハム加藤豪以外にプールにないため、必然的に1.5コスト相当のカードを多めに取れるのが最もコスパに優れたデッキになります。

一人だけ値千金が付いている濱田

前述の阪神が能力が低いといったのはココが重要で、横浜は1.5コスト相当のカードを3枚使えるのに対して、阪神は中野・ノイジー・原口(木浪)の全てが1コスト相応(よりも若干劣る)の強さのため、10コストの阪神と比較して実質なコスト合計が横浜は11.5コスト分で組めていて、実質的に使えているコスト数が1.5コスト分大きい状態に。
さらに投手陣には同じく1.5コス相当の入江も存在することから計15コストが17コストに。
弱いわけがない!

想定の阪神オーダー

阪神のネガキャンがしたいわけじゃなくて横浜のプールが恵まれているだけなので店舗大会等の短いラウンドなら普通に強いと思いますし、今回のチャレンジカップの準優勝も阪神なので普通に強デッキです!
みんなも新井さんや大和僕みたいにならずに阪神好きなら阪神使おう!

実は昨年優勝したおかげで非ブシロードのサプライが他球団よりも充実しています

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大阪のおばちゃん柄スリーブすき

デッキ解説

横浜の回し方といったところはすでに知れ渡っていることですし、1・2番で絶対に出塁をする以外に特殊な条件もないのでどの球団を使ってる人もすんなりと回せると思います。
ので本noteではデッキリストの解説をメインに行います。

一般的な横浜デッキとの差異

再度デッキリストをぺたり

この中で一般的なリストとの差異は
・内野警戒の採用
・スタメンに入っていない柴田のメイン採用
・牧のメイン不採用
・抑えP(ヤスアキ)のメイン不採用
・5番林
・大田・関根各1枚メイン採用

でしょうか。それぞれ解説していきます。

内野警戒の採用

阪神ファンなので戦術カードは阪神を使って少しでも抵抗しています

基本的に入江が最もイニングを投げる投手となっていて、対戦相手からすると入江が投げているときに無補正で強振を通しても、ダイス‐1効果でアウトになる事象が15/36から21/36に上がっている関係で、まずミートでランナーを出してから連打or強振をワンチャンスで通して点を取りにくる心理になりやすいと考えました。
その心理を突いた内野警戒採用になっています。

そもそも内野警戒は1枚出しでAP5の覚醒ミートを止められるので手札消費が少なく済むほか、ノータイムで1枚出しすると勝負師を誘いやすいという利点があります。
内野警戒を出す時は自信満々にいかにも「投手覚醒ですよ」オーラを纏いながら出しましょう。
ドリームオーダーは心理戦。

仮にミートと強振の択を外しても無補正なら前述の通り60%弱でアウトになるのでお祈りしましょう。これも入江の強さです。

基本的にドリームオーダーはお祈りゲーム

また、入江に高速スイッチする構築が主流で横浜のリストがある程度固まっている結果、メインデッキに入っていない事が多い東や伊勢が投げているタイミングに1枚出しをすることで「どうせ覚醒は入ってないからこっちは野手覚醒1枚出しで確実にヒットが取れそう」と思い込ませ、虚を突いてアウトが取れます。

現に準決勝ではAkogareさんの1回表の大貫に対して「まあ大貫はメインに入ってないだろうからオースティン覚醒でAP10にすりゃ1枚でも通るか」で1枚出ししてメイン2枚の大貫を覚醒されて僕はそのまま死にました。
ドリームオーダーは構築から心理戦。

1アウト取られたときのぼく

スタメンに入っていない柴田のメイン採用

メイン2枚投入

完全にミートDP4目的です。

横浜は内野に攻撃札が多くミートDP2の選手が多い都合上、ミートDP3↑の内野手はメインデッキに多めに確保しておきたい。
たとえ覚醒が出来ないカードであっても。
さすがに内野警戒をこれ以上増やすと攻撃時に択が減りそうなので、選手カードのほうが良い印象。

ミートDP2が弱い理由の説明(初心者向け補足)
ミートAPは基本的に+3なため
AP5の野手のミートを+3した場合はAP8になり、
対して投手側はDP6に+2してもDP8の同値となってしまうため、ミートDP+2の1枚出しでは必ずサイコロを振られてしまいます。
強振はAP+2なのでAP5+2=7を上回れるDP6+2=8のDP+2でOK

ミートDP4の利点として

・対日ハムでミートバッティングを1枚で返せる
・AP6のミート+3を1枚で返せる

とほぼ日ハムとヤクルトをメタったカードになります。
これは当日のメタゲームが横浜+この2球団が多いだろうなと考えていたので2枚入れました。

全然そんな事なかったゾ・・・


外野の0コスト枠の大田or関根をスタメンから外して柴田をスタメンにいれる構築もよく見ますが、個人的には素のAP4よりもAP5を優先したほうが良いかなと思っています。
AP5の選手に柴田を出した時は覚醒と同じAP8だし。
もちろん柴田に柴田を出して覚醒できたときは強振を選べるという意味では強いですが、下振れを引いて覚醒できないときが悲惨なので…特に相手のDPが7以上の抑えPの時なんかは特に…

特に日ハムユーザーが多いであろう北海道のメタゲームでは3枚入れても良いかもしれません。
地域メタ読みもこのゲーム重要。

牧のメイン不採用

前述のようにミートDP+2のカードは1枚出しができず、守備の際に足を引っ張ります。
ほぼ攻撃用の運用カードになり、戦術カードのフルスイングを入れているのと変わらないとまでは2枚出しする場合もあるのでさすがに言い過ぎですが、入れれば入れるほど同等程度守備時に負担がかかります。

打線の要だが…

横浜でデッキを組む以上、内野は宮﨑・牧・佐野のミートDP+2衆で固定、フルフルで各3枚入れるとデッキの3分の1が守備時に1枚で出せないカードという大変なことになります。

ここで3種からメインデッキに入れる枚数を削っていくのですが、カードを比較した時に、
宮﨑
覚醒1ドローに対して勝負師を合わせられやすいが、合わせられなかったときのリターンが大きい。
また、どうせ勝負師を打たれるという理由で宮﨑の枚数を絞ったリストが広まり、それを把握していると逆に勝負師を伏せられなくなるといるという一周回ってよくわからない状態になっている。

・牧
能力の発動に覚醒が必要ない
ランナーがいればAP7になるので覚醒がなくても相手Pを超えられる場合が多々あり、覚醒の必要性がそこまで高くない

・佐野
能力の発動に覚醒が必要ない
覚醒能力が強振ダイス+1とマイルド

と、覚醒の優先度は
宮崎>佐野>>牧
あたりかなあという形になりました。

考慮した結果、そもそも牧は覚醒しなくてもAP7が強いので覚醒のためにメインデッキに入れる必要性を感じず、0枚にしました。
実際牧の覚醒できてればなあ…という場面には今大会中では出くわさなかったので正解だったと思います。
相手も勝負時と思って勝負師使ってくれるし。

リストでは宮﨑2枚・佐野2枚・牧0枚ですが、佐野1枚もまで削っても良い気がしています。

抑えP(ヤスアキ)のメイン不採用

登場時にZombie Nation歌いながら飛び跳ねたら非紳士的行為でDQですか?

確かに抑え投手の覚醒は非常に強力です。
ですが、コスト1抑えのサポート値はミートDP+2ということで、何度も繰り返し主張しているように、初回~2回までは守備時に1枚出しできません。
そもそも抑えPは先行の場合3回表で同点以上になっていない場合にはそもそも登板すらできません。
抑えの覚醒が無いとどうしても抑えられない場合であれば採用すべきでしょうが、無くても抑えられる(勿論入れる事で抑えやすくはなる)と考え、採用を見送りました。

それもあり、この構築では3回に入ったら即ヤスアキに交代ではなく、入江を引っ張れるところまで引っ張ります。
先攻を取らされた試合が多かったのもありますが、東を一人で交代→伊勢登板3ドロー→一人で入江に交代2ドロー→手札が枯れるギリギリの3回1/3あたりまで入江が投げてヤスアキに交代というパターンが多かったです。
後攻でこれをやると2枚出しを2回しないと9枚を超えてディスカードになるのでもう少し東で粘って1回2/3で伊勢に交代、次の回から入江という形が手札的に理想なイメージです。

もしかしたらこのデッキ、先攻のほうが強いのかも・・・?

5番林

うちの主砲

AP4を主軸に!?という印象を持たれる方も多い気もしますが、強振ダイス+1が強く、佐野・牧ら主軸の後ろに居ることで前の打順の佐野・牧に対強振のリソースを吐かせて、強振をカバーしきれない状態の相手に覚醒+αで強振を決めに行くことを実現しています。

林の打席では必ず覚醒をしたいため、佐野や牧の打席でうっかり使って手札から無くならないようにしましょう(一敗)

前提条件として、AP4選手を覚醒した場合ミートは通りにくいが強振は通りやすい性質あります。

基本的にAP4選手は強振ダイス+1の選手を選び得

もちろん強振DP+3以上を置かれてしまうとアウトになってしまいますが、その確率を少しでも下げるために佐野と牧の後ろに置いています。
佐野・牧ともにミート選択で相手の強振予想を外して出塁、手札が減ったところを林が強振で返す形が相手の読みを完全に外せるので決まると気持ちが良いです。
カードゲームにおいて気持ちよさは最重要。

林の打席は基本的に覚醒+αで置きます。
W覚醒は滅多に引けないですが、1枚置き相手にはほぼほぼ通るので活用してきましょう。
逆に覚醒できない手札でも、相手が1枚置きであれば強振AP+2を2枚で通るのであきらめない心が大事。

AP4に勝負師単騎置きする狂人はさすがにおらんやろ……

覚醒+値千金は1枚置きでも覚醒・外野警戒どちらにも止められるのであまりオススメしません。通る時は通るけどね。

2枚出しで林の打席を止めに来た場合は次の桑原で懲りずに強振しましょう。

相手の手札は有限。強振は正義。(※アウトカウントも有限)

メイン大田・関根各1枚採用

美味しそうにご飯を食べる大田泰示ちゃん好き

外野守備はオースティン3枚・桑原3枚・山本3枚・外野警戒2枚の計11枚を既に確保しているため、そこまで枚数が必要ないと感じました。

残りの2枠をスタメン野手の大田と関根に各1枚を割り振ることで、打席のタイミングでたまたま手札にあった時の上振れによる覚醒を期待できます。
(もちろん打順を見て回りそうで温存できそうなら温存して覚醒)

覚醒できたらラッキー程度なので渋々守備で切ったりという事がなく精神衛生上良い。なのに覚醒できたら超つよい。
基本的に日ハム以外のどのチームでもデッキを構築する際は枠に余裕があるなら上振れ覚醒を狙ってスタメン野手を1枚はメインデッキに入れておくことをオススメしています。

予選ラウンドで関根を覚醒した回数

おわりに

このゲームおもろいからもっと流行れ!!!!

基本的には埼玉近辺で遊んでいますが、平日の仕事終わりに行けるショップ大会がなかったりワンピの方も遊んでいるのでそんなに遊べないかもしれません。

比較的近い日曜日18時のバトロコ川越のショップ大会に行ってみるかもです。マッチングした方は楽しみましょう。この記事で牧・ヤスアキが覚醒しない事がバレたので1枚は入れていきます。

なにかあればコメントやTwitter(ID:ita_me_shi)まで。

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