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VFXでマスクする時の手法まとめ

VFXで人物をマスクする時の手法を学習記録としてまとめました。
それぞれ利点があり面白いです。
Aftereffectsのマスク機能も最近使いやすくなったみたいですね

  • AEプラグイン Keylight

    • プラグインといいつつ、デフォルト機能として入っている

    • 色を指定して透過するイメージ グリーンバックじゃないと厳しい


  • ロトブラシ3.0

    • こちらもAEのデフォルト機能

    • グリーンバックじゃなくても抜ける

    • ロード時間がかなりかかっていた(PCの強さにもよる)のと手作業が面倒

    • 逆に手作業で細かくマスク範囲を指定できる

    • 背景とのコントラストが強い、構図が変わらないものであればかなり優秀


  • トラックマット

    • 色等でマスクしたい部分を指定

    • 抜きたいところの色差がないと厳しい


  • AEプラグイン(有料)mask prompter

    • 有料だが試したところほぼ1クリックで行ける AI判定が賢い

    • グリーンバックじゃなくても抜ける

    • ¥8,800 (2024年1月現在)

    • 白黒を.mp4 or movで書き出してルミナンスキーマスクで抜く


  • blenderでマスク

    • キーイングで体の線を捕捉し、それにマスクをペアレントするイメージ

    • グリーンバックじゃなくても抜ける

    • blender完結



まとめ

個人的なおすすめはAEプラグインmask prompterでした
カメラの構図が変わってもマスクしたい被写体捉え続けるのがすごいです
また、自分のPCのスペックの問題かもですがロトブラシはかなりロードが走り修正に時間がかかる、カメラの構図が変わった時にマスクが切れるということが多く少し難しいなと思いました。

ぜひ自身に合ったものを使ってみてください。

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