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The Game Awards 2023 受賞予想(結果篇)

はじめに

Game of the Year (GOTY) をはじめ、さまざまな部門におけるその年「最高のゲーム」を表彰するゲームの祭典、The Game Awardsが今年(2023年)も開催されました!

僕は、The Game AwardsにおけるGOTYと各部門賞の受賞予想をしています。2020年から始めて、今回は4回目です。僕の予想内容は、noteにてあらかじめ発表していた通りです。

本記事では、僕の予想がどのくらい的中していたのか、その結果を総括します

予想結果:25部門中16部門的中(自己ベスト更新)!

今回ですが、僕が予想対象としている25部門中16部門で的中しました!(※詳細な結果は本記事の末尾に示します。)

これまでの自己ベストは昨年の14部門的中だったので、自己ベストを更新しました。4択〜6択の問題を60%以上の的中率で当てたわけなので、ようやく、まぐれ当たりのレベルからは脱したかな…?と自己評価しています。

以下、予想がうまくいったところ、いかなかったところをそれぞれ総括します。

予想がうまくいったところ

予想する際に、「自分の感覚を信じすぎず、メタスコアなど世の中の評価をよく見る」ことを心がけたのは例年通りでした。今年はさらに、2023年を代表する作品がちゃんと表彰されるかという、「時代の流れ」みたいなものも意識するようにしました。そして、それによっていくつもの部門賞を的中させることができました。

例えば、フロムソフトウェア作品である『アーマード・コア VI』は今回Best Action Game部門のみのノミネートだったので、当然受賞すると思いました。また、『スーパーマリオブラザーズワンダー』も今年を代表する作品ですから、どれかの部門は受賞すると予想し、Best Family Game に当てはめ、的中しました。

『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』

また、2つの部門の間で受賞する作品の傾向が似通っている部門では、「冒険せずに置きに行く」テクニックを使って的中数を伸ばしました。

例えば、Best IndependentとBest Debut Indieは、どちらもインディーゲームを表彰する部門ですが、これまで、しばしば同じ作品が受賞してきました。また、Best OngoingとBest Community Supportも、どちらも継続的なサポートを表彰する部門なので、同様の傾向が見られる場合が多いです。

今回僕は、前者はどちらも『Cocoon』にして、後者はどちらも『Cyberpunk 2077』にしました。下手に冒険するよりも、どちらか一方を確実に当てる作戦でした。この作戦は見事に当たり、それぞれ一方だけ(Best Debut IndieとBest Ongoing)ですが、的中させることができました。

『Cyberpunk 2077: 仮初めの自由』

このようにして、例年以上に「予想を当てにいく」ことにこだわった結果、自己ベストを更新することができました。

予想がうまくいかなかったところ

何よりも残念だったのは、最重要部門Game of the Year (GOTY)を外してしまったことです。僕は『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』と予想しましたが、実際には『Baldur's Gate 3(BG3)』でした。

『Baldur's Gate 3』

今回ここから得た教訓は、「評価(つまりメタスコア)が同じくらいなら、『勢い』がある方を選ぶべし」ということです。ゼルダもBG3もメタスコアは96点で並んでいました。ただ、5月に発売されたゼルダに比べ、8月(PS5海外版)に発売されたBG3には勢いがありました。この点を予想に反映させるべきだったと思いました。

また、Games for ImpactやBest Adaptationは今まで一度も的中させたことがなく、今回も両方とも外してしまったので、なかなか難しい部門だと感じています。特にGames for Impactは、ノミネートされて初めて目にするタイトルも少なくないため、常日頃からとりわけ高評価インディーにアンテナを張っておくことが重要だと実感しました。

今回Games for Impact部門を受賞した『Tchia』

まとめ

この記事では、The Game Awards 2023に対する僕の予想結果を答え合わせし、総括を行いました。

今回、GOTYとBest Game Directionを異なる作品が受賞したこと(GOTYはBaldur's Gate 3, Best Game DirectionはAlan Wake 2)は僕にとってかなり意外な結果でした。例年の傾向では両者は同一作品が受賞する場合が多かったためです。

このように、例年の傾向から容易に予想を導けた部門と、まったく予想がつかなった部門が混在しており、今年もかなり難しかったです。それでも、25部門中16部門的中という今回の結果には満足しています。

The Game Awardsは僕にとって、ゲーマー生活の1年間を締めくくる楽しいイベントです。来年の開催も楽しみです!

各部門の受賞予想とその結果

当たりを○、外れを×で示します。

(×) Game of the Year: ゼルダの伝説 (正解はBaldur's  Gate3)
(×) Best Game Direction: ゼルダの伝説(正解はAlan Wake 2)
(⚪︎) Best Narrative: Baldur's Gate 3
(⚪︎) Best Art Direction: Alan Wake 2
(⚪︎) Best Score and Music: ファイナルファンタジー XVI
(⚪︎) Best Audio Design: Hi-Fi Rush
(⚪︎) Best Performance: Neil Newbon, Baldur's Gate 3
(×) Innovation in Accessibility: Marvel's Spider-Man 2 (正解はForza Motorsport)
(×) Games for Impact: A Space for the Unbound 心に咲く花(正解はTchia)
(⚪︎) Best Ongoing: Cyberpunk 2077
(×) Best Community Support: Cyberpunk 2077(正解はBaldur's Gate 3)
(×) Best Independent Game: Cocoon(正解はSea of Stars)
(⚪︎) Best Debut Indie Game: Cocoon
(⚪︎) Best Mobile Game: 崩壊: スターレイル
(×) Best VR / AR: Humanity(正解は バイオハザード ヴィレッジ VRモード)
(⚪︎) Best Action Game: ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON
(⚪︎) Best Action / Adventure: ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム
(⚪︎) Best RPG: Baldur's Gate 3
(⚪︎) Best Fighting: Street Fighter 6
(⚪︎) Best Family: スーパーマリオブラザーズ ワンダー
(⚪︎) Best Sim / Strategy: ピクミン4
(⚪︎) Best Sports / Racing: Forza Motorsport
(×) Best Multiplayer: ディアブロ IV(正解はBaldur's Gate 3)
(×) Best Adaptation: The Super Mario Bros. Movie(正解はThe Last of Us)
(⚪︎) Most Anticipated Game: Final Fantasy VII Rebirth

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