年々ご縁がつながっていく

今日は朝、昼、夕方、夜とすべての予定を過ごしながら、どの予定も大人になってどんどんつながっていくご縁がいろんな機会をつくってくれていることを感じた、なんだか素敵なものばかりだった。


朝は僕がいま大企業で働いているきっかけを作ってくださった人生の恩人である会社の先輩と、ぼくが東京で暮らす時間を豊かにしてくれた生涯を共にしていく親友と共にこれから一緒に仕事をしていく件について話を、それも30年後の未来についての話をしていた。

昼は僕がたまたまここ3年ちょいずっと取り組んでいる小商い塾の関わりからつながった、経済産業省に関わる出向メンバーのみなさん(青森、千葉、山口)とともにランチを食べつつ、これからの起業支援に関する取り組みを一緒に考えていくための打ち合わせをしていた。

夕方は、尊敬する奈良県の銘木屋さんの社長がつないでくださったご縁で、日本有数のデザイン会社の社長との打ち合わせ。これも恩人である先輩と共にこれから30年先の未来をどう考えていくのかという、かなり壮大な妄想を広げる大切で楽しい仕事だ。本当にありがたい仕事だ。

夜は、新卒で入社したリクルートキャリアの後輩がつないでくれたご縁で、新しく出会ったリクルート関連の友人との出会いやら、これから教育関連の仕事でどうしても必要だったつながりが急に生まれたり、採用に関わってくださった恩人の先輩にお会いするなど、本当に貴重な時間を過ごした。


いつも会うとなにかすぐいい話をしてくれるこの先輩が、「30代は面白かったけれど、40代はやっぱりもっともっと面白くなったんだよ」と言ってくれたことで、僕もそうだし、後輩たちもすごくこれから年を重ねていくことが楽しみになった。それは自分が一生懸命に生きたことが、ものすごく形になって返ってくる時期だからなんだなと思った。

そうだなあと思う。20代〜30代というのは、覚悟を鍛えられ、また日々それを試され続けるような時期なのかもしれない。

そこで出会って、歯を食いしばったりしてもいいし、なんせ極端なほどやりきっているような人間が、なぜかどっかで頭ひとつもふたつも抜きん出て、とある場所でまた再開して、一緒に面白いことをするときには、昔よりもずいぶんお互いにいろいろとわかっていて、影響力をもっていて、テクニックがあって、それで価値を生み出す方法も、つないで広げていく方法も、駆使して成し遂げて、結果につなげられるという面白さがある。

本当に変えられることを若いときに経験できる幸運な人もいるけど、やはり40代くらいになってくるとそれぞれのポジションが代わり、思いの通じる人たちがそれなりに影響力のある立場にいて、電話一本でものごとが進んでしまうってことが生まれ始めていくことに面白さがあるわけだ。

それがそうなるのも、やはり覚悟が決まった行動を若いうちに撮り続けていたことが大きいのだと思う。信頼され、あいつなら間違いなくやってくれると思わせることが、その人からの一本の電話を信用させるのだから。


多くの人を落胆させてしまったり、がっかりさせてしまったこともあるだろうけど、今もなお、多くの人たちが助けてくれることで、むかし思ったよりもずいぶんといろんなことをして生きていられる今があることがうれしい。

情けないことが多かったけど、それでもそれひとつひとつを、そのときには一生懸命に取り組んだことがつながって、きっといまこうして出会う礎となっていたのだと、いまなら確信できる。


結局のところ、短期的に結果になるならないはさておき、あいつは本気でやるやつやなーと思ってもらえるよう生きてきたことがつながって、今をつくってくれるんやなあと思う。それが今の自分を支えていく。



ならば。



これから先のことは、いまなにを一生懸命に真剣にやるかにかかっているのだと確信する。ただ、焦ってもなにも仕方がない。いま一生懸命になったことが結果に繋がるのは、結局はずいぶん後になってのことなのだから。

種まきは、ちょっと先の未来のためにやるのではない。
ずいぶん先の未来を豊かにするために、種をまくのだ。
なんかそれがよくわかる今日だったような気がする。

急に読者の方からサポートもらえてマジで感動しました。競馬で買った時とか、人にやさしくしたいときやされたいとき、自暴自棄な時とか、ときどきサポートください。古民家の企画費用にするか、ぼくがノートで応援する人に支援するようにします。