丹波で自分を振り返るプログラム

6月19日−20日とど平日の二日間にかけて、丹波市の奥丹波の森で合宿プログラムを行っていた。

場所は手づくりの赤レンガハウスがある奥丹波の森で、ここには他にもいろんな施設があって合宿をするのにはとても充実している。


まずは飲食スペースと宿泊棟がある赤れんがハウス。ここを中心に飲食やら会議・対話など、大人数向けの企画がしやすく、今回もとっても居心地良く過ごさせてもらえることができた。

この赤れんがハウスも持ち主の荻野拓司さんがイチから手づくりで作ったものだ。これを作っちゃうんだから、ほんとにすごい。



赤れんがハウスの奥にある森に入ってすぐ、ツリーハウスがある。主に対話のプログラムで今回かなりお世話になった。森の中にすっと立つツリーハウスの上では、雑然とした音が遮断され、風の音と鳥の鳴き声が包んでくれる中で、さらっとした森の匂いのする風が吹き抜けていく環境で、穏やかな気持ちで言葉が生まれていったと思う。



ツリーハウスの上から見下ろす森の景色。手入れが行き届いていて、とても居心地がよく、そこに生えている植物たちもなんとなく居心地が良さそう。




今回はこんな、呼吸をするだけで心地よい場所で話すというだけでなく、丹波の親友であるトモ・ヨーガの渡辺顕さんがヨガ講師として参加してくれていて、深い対話をする準備段階として身体と呼吸と気持ちを整えるコツを伝授してくれるプログラムも、みんなにものすごく喜んでもらえた。



参加者の中にはヨガ講師の人もいたが、エクササイズ的なものよりも呼吸の重要さを語りかける顕さんのヨガのスタイルに感動してくれていて、自分のことのようにとても誇らしい気持ちになった。



夜は大自然に囲まれた手づくりの調理場でみんなでBBQ。地元の無農薬野菜を、BBQとお鍋とアヒージョでお腹いっぱいいただいて、丹波の野菜がいかに美味しいかをいっぱい自慢させてもらえる機会になった。



ピザとBBQとしゃぶしゃぶとアヒージョって、どんだけ豪勢な食事なんだろうというお腹いっぱいのメニュー。参加者の人たちもこんなに豪華な食事が出てくるなんて思わなかったと驚いてくださった。とても嬉しい。




朝の6時30分からオープンしているロイヤルヒル福知山のサウナにて、自律神経を整える「交互浴」のレクチャーと体験をして、朝から自己内省を深めるための準備は万端。

人生を自分自身で振り返りつつ、みんなで共有し、自分が言いづらかったことや、昔の悲しかったこと、どうしても手離せないこと、思考のクセが抜けない原因など、たくさん話してそれぞれが持ち帰ってくれたと思う。



これから企画したメンバーと振り返り、今後も多くの人たちが生きることが楽になったり、楽しくなったりするために、こうしたプログラムを通じてできることってなんだろうということを話し合って深めていく。

とにかくやってみて、みんなでこうした事業を立ち上げていくことが出来ていることの嬉しさを感じるし、みんなと嬉しい気持ちで、大切にしたいものを大切にしながら広げていけるんだなと感じている。


自然と無理なく、楽しみながら、それがもうずっと当たり前にすることだったかのように広がっていけそうな気がする。これからの小さな展開も約束を交わし、この森でもまた次の企画の準備がもう始まっているという状況だ。

日々は心地よく、とにかくうまくやるとかではなく、みんなと嬉しく時間を過ごそうとすることがそのまま喜んでもらえるように働く事業にしたい。

ちょっと大事だなと思うとき、自然と立ち止まり、見渡し、目を合わせて、これでいこうと確かめて、また進んでいくような事業展開ができるはず。


そんなことを夢見ていいんだなあと確信して、とっても嬉しくなった。

急に読者の方からサポートもらえてマジで感動しました。競馬で買った時とか、人にやさしくしたいときやされたいとき、自暴自棄な時とか、ときどきサポートください。古民家の企画費用にするか、ぼくがノートで応援する人に支援するようにします。