サウナハットを仕上げます

実質は本日が最終日となるモンゴルの滞在。


大渋滞の都会に始まり、友人からの紹介から広がったモンゴルの心優しい友人たちとの出会いや、大草原とそこに生きる遊牧民と牛・馬・山羊・羊などの動物たちの暮らしに触れることや、気球に乗ったりゲルに泊まったり大きな魚を釣ったりと初めての体験を味わうこともあったが、なんせ毛糸製品の素晴らしさに感動した初日のことを忘れることはできなかった。


いろいろと生涯にわたり世話になっている両親にいくらかお土産には買ったけれども、なんせ日本でこんなもん絶対買う気にならないなって思うのに、なぜ買ってみようかと思うのかというと手の届く値段だからだ。

そして決して買って損をしたとは思わないだろうと確信する品質の良さを、ファッションなど興味を持たずに生きてきた僕でさえ「これめっちゃええわ」と思える、そんな毛糸製品がいーーーっっぱいあったのがこのモンゴル最大の衝撃だった。この衝撃を僕なりに伝えたいと思うがどうするか。


そうだ。あのサウナハットを持って帰ろう。


これである。ウールを分厚く加工するとフェルト生地が出来上がるのだが、大概のウール製品は相当臭いがきついらしい。ただ現在のところ、色々な場所でウール製品を手にとって見てきた中で、これは本当に脱臭加工をちゃんとしてくれた素晴らしい仕上がりのサウナハットだと思えるものだった。


サウナハットは無地のサウナハットであるが、これにさらにフェルト生地でワッペンにするとかわいらしい商品を一緒に合わせて、みんなにお届けすることができたら、これはきっと幸せなことになるに違いないと確信した。

たまたま街を歩いてると仕立て屋さんを見つけて、今朝お願いしたところ、快く引き受けてくれたので明日の朝イチで取りに行って、帰国後に限定品で6つだけみんなに提供しようと思っている。僕の分は確保している(笑)



わりと可愛いサウナハットである。
みんなきっと気に入ってくれると思うがどうだろうか。
ここからサウナハット文化を広げていけたらいいな〜。

詳細は帰国後のFacebookの投稿を乞うご期待。


オカンのもんぺに引き続き、個人的にはアパレルデザイン2作目である。
まあデザインというほどなんもしてないんだけど、いいのである。


明日の仕上がりが楽しみである。
とてもワクワクする。

急に読者の方からサポートもらえてマジで感動しました。競馬で買った時とか、人にやさしくしたいときやされたいとき、自暴自棄な時とか、ときどきサポートください。古民家の企画費用にするか、ぼくがノートで応援する人に支援するようにします。