電車がよくシカと接触するんだが

まあ、よく接触するといっても、年に2−3回遭遇する感じではあるのだが。いやしかし、きっとそれってそんなに少なくないかな。

丹波に帰るときに、電車に乗っていると、時々電車が急に停まってしまうときがある。

「あれ〜、まさか・・・」

と思っていると、やっぱりシカと接触したので、車両確認を行うことになったという知らせが来る。

山道を電車が通る時には、イノシシとかシカとかが線路を横切るときに撥ねられるときがある。

だいたい5分以内に再出発するもんだし、まあどうってことはないのだが、もはやこれはもう、誰が悪いということではなく、不可抗力である。これについては「シカがぶつかってしまい、遅れました」というと、まあほぼ100%の確率で「仕方ないね」って言われて、約束に遅れても許されることになる。

ただ、線路を横切ろうとしたら、意外と停まってくれなかった電車に撥ねられて、恐らく一定期間どっかにうろついた後に絶命されてしまうシカさんにおかれましては、合掌して、ご冥福をお祈りするほかない。


残念なことではありながら、田舎ではわりとよくある。
当たり前のことかもしれないが、シカが死んでもだれも泣きはしないけど、近い人が死ぬと悲しいもの。

つくづく人間の悲しみというのは関係性の有無に依存するものだね。
大事にしていたぬいぐるみを捨てられると大泣きする子がいるような。

思いがそこに命を吹き込むのであろう。合掌。

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