合宿プログラムはじめました

今日は元々リクルートキャリアで一緒に働いていた先輩や後輩たちと一緒に計画してきた、丹波の森で自分のこれまでを振り返り、これからのことを考えていくきっかけをつくるための合宿プログラムを初めて行うお試し試験日であった。


どんどん生きていくのが楽になるための技術開発は進んでいるはずなのに、生きていくのは本当に精神的には楽になっているのだろうかと思った時に、結局はあんまり楽になってないんじゃないのかと思ってたりする。

技術は人の生活を豊かにしたし、実際のところそうした物質的な豊かさを私たちの祖先が努力してくれて満たせたからこそ、僕らが向き合う課題は精神的な充足というところにシフトしてきたのだと思っている。


そしていくら技術開発を進めても超えられないことは、僕らが技術ではなく対話を重ねていくという、ただただ地道な作業において満たされていくのではないかという仮説を持って、幾らか世の中と関わってきた自負があり、これまでの経験やら仮説やら想いやらを総動員してみた結果として生まれてきたのが合宿プログラムなのである。


人はどうして精神的に充足していくのだろうかと日々考え続けているし、それをどこかしらに発表するべく論文にするわけでもないが、ただ目の前にいる誰かに響かせるべく、実践として行動を続けてきているつもり。

この小さなチャレンジが何に繋がるのかは分からないけれども、これまでもこんな小さなチャレンジが生み出してきたもののいくつかが自分を生かしていくことに明らかにつながっていることを知っている。



しかも。



最近のチャレンジはたった一人で始めることじゃないことがなんだか増えてきている気がする。それもとても嬉しいことだと感じている。

始めることは簡単だ。それを続けることは難しいが、なんとかなる。多くの人と一緒に何かを始めることは難しいが、それが出来るととても嬉しい。

そういう意味ではとても嬉しいことを、今日またひとつやっていて、しかもそれをすべて丹波市で、そして丹波市のつながりで実現しているんだというこのありがたさはなにものにも代え難い幸せである。


合宿プログラムは2日間で開催し、自分のことをしっかりと話すことを念頭において、明日もしっかりと時間をとって話せそうだ。

こんな機会をまた、いつかたまたま奇跡的にご縁ある人たちとやっていけたらとっても嬉しいことだなと思う。

急に読者の方からサポートもらえてマジで感動しました。競馬で買った時とか、人にやさしくしたいときやされたいとき、自暴自棄な時とか、ときどきサポートください。古民家の企画費用にするか、ぼくがノートで応援する人に支援するようにします。