寮母さんが引っ越してきた

「寮母さんみたいなことがしたいんですよ」


そんな思いをもって引っ越してきてくれた遥ちゃんとは、ここで書いたように出会った初日から彼女の行きつけの新宿二丁目のゲイバーに連れて行ってもらって夜を明かすところからのご縁である。


彼女のいう「寮母」とは家に帰ってきたらご飯がつくってあって、みんなが安心して居心地良く暮らせる家を整えておくという、我が古民家としては完全にありがたすぎる存在である。


彼女が昨日荷物を東京から引き払って、丹波の我が古民家に引っ越してきてくれたわけである。出迎えもなく、僕は大阪でイベント参加中であり、ペーパードライバーの彼女がヒヤヒヤしながら家にたどり着くまでの一部始終を聞いていたが、帰るとこんな風景だったらしい。



左のメガネのヒゲ面は、このブログではなんども出てきている断熱王子である。最初に入居が決まって、我が家でいろいろと活躍をしてくれており、最近では井戸を掘っていいかという確認をしてくれたナイスガイである。



このときはまだヒゲ面ではなかったが、徐々にたくましさが出てきていて、丹波でいろんなことができる田舎ライフを心から楽しんでくれている。庭もちょっとずつ農作物を育ててくれていて、そのうち夏野菜が育って我が家の食卓にも並ぶときがやってくるであろう。



寮母から入居に際して我が家に贈与された新しい鍋。早速、この鍋で18人前の夏野菜カレーをつくってくれているのであった。明日まで残っていたら、僕も食べさせてもらえそうである。



どうやら我が家は今日も幸せそうである。
明日の夜には帰れそう、楽しみ楽しみ。

急に読者の方からサポートもらえてマジで感動しました。競馬で買った時とか、人にやさしくしたいときやされたいとき、自暴自棄な時とか、ときどきサポートください。古民家の企画費用にするか、ぼくがノートで応援する人に支援するようにします。