名称未設定-5

デザインをする時に自分の感性は必要なのだろうか。

なんで人によってデザインが違うんだろう。

今回はWantedlyの分析ではなく、最近考えていることについて書きます。

新しく始まった、何を言ってんだお前はシリーズです。

最近、この動画を見るのが好きです。

この動画は視聴者から投稿されたロゴを、手直しするという動画です。

これを見ていてふと思いました。

『同じターゲットに向けて作ったデザインのに、何故人によって違うものが出来上がるのか。』

デザインとアートの違いは、ターゲットがあるかないかだと僕は思っています。

もし、デザイナー全員がターゲットにとって良いものを限界まで全員が考えられるとしたら、出来上がるものは全て同じものになるはずです。

ターゲットにとって良いものを追求するなら、自分の感性が入る余地はないでしょう。

同じ案件でも違うデザインが上がってくるのは、①ターゲットにとっての良ものを追求しきれていない、②自分の感性に頼っている。からでしょう。

ここで問題というか、気になるのは、デザインに自分の感性を入れて良いのかということです。

アートは自分の内側や表現したいものを表現する。

そこには相手があるのではなく、自分しかいない。

アートはデザインの要素を排除できます。

でもデザインは不可能に近い。

何故ならば、ターゲットにとって一番良い色、形、サイズ、配置、動き、等全てを感覚や経験ではなく、客観的な数値、データを元に作らないといけないからです。

なので、デザインはアートと常に共存しているのだと思います。

逆にいうと、アートの要素が完全にないデザインは完璧なものなんだと思います。デザイナーはみんな、アーティストです、

そんなデザインをしてみたいし、そんなデザインを見てみたい。

そう思います。

皆さんはデザインとアートの共存についてどう思いますか?





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?