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HADO中級者に向けた覚書3

シリーズ物の様相を呈して来ましたが一応今回で一区切りつけようかなと思ってます。"HADO中級者に向けた覚書1"、"HADO中級者に向けた覚書2"を読んでいない方はそちらを先にどうぞ。

今回は練習についてお話したいと思います。
今までの僕の記事を読んでる方は大体言いたい事を分かっていただけると思うので簡潔に書きます。 「人に勝つには練習の質か量、もしくはその両方で上回らなければならない。」のです。これも"前回の記事"で補足した先駆者の利益ですね。 まあ基本的に過去の経験の積み重ねがありますから先駆者の方が練習の質、量共に優っているのが常なのですが…

まずは理想として3on3でチームの戦術に合わせて動き、機能するかの確認と練度を上げる、相互理解を深めていくというものだというのは理解して貰えると思います。ただありがちなHADOの練習方としては人数が足りないから2on2でとか1on1でだとかそもそも複数チーム折角集めたのにごちゃごちゃにしちゃったり…とかでしょうか?毎回チームのベストメンバーを揃えることや練習相手を確保するのは難しいですからそのような練習になるのは致し方ないと思います。

ただし、そうした時に漫然とただゲームをこなしていませんか?2on2や1on1の練習をただ漫然とこなしてもそれは練習の為の練習にしかならないのです。勿論初心者、中級者であれば個人のスキルで上位陣と差がありますから全くの無駄ではありません。チャージの正確性や球数、立ち回りなど学べる事は沢山あります。しかし本番は3on3です。その事を意識して練習した方がスキルアップと3on3の練習を兼ねて質を高める事ができます。

2on2や1on1ではまず単純にコートが広いですからそのコートを十分に使う事が求められます。しかし3on3ではそれだけの広さはない訳ですから自分で動きを制限するのがいいかも知れません。「3on3では隣にもう一人いるから縦の動きを意識しよう。」みたいに。
そして相手の人数も3on3と比べて少ない為視野を広く持ち、落ち着いて情報を整理する事を意識するべきだと思います。練習では上手く出来るのに本番では慌ててしまう人なんかは3on3の情報量に頭がパンクしいるのではないでしょうか?

ごちゃ混ぜで練習する場合も漫然にゲームを進めるのではなく、普段と違うステータスに振るとか弱点を克服するためにプレイするなどより個人のスキルアップを意識する事や声出しなどコミュニケーションを積極的に行っていくべきだと思います。他のチームの人と組むのだから声を出して動く方がぶつかったりする心配もないですし頭の中でマルチタスクをこなす必要があるので本番ではより落ち着けるようになるでしょう。

前回も具体的な戦術の組み立て方については書きませんでしたが今回の個人スキルの上げ方についてもあえて書きませんでした。出来れば自分で考えてトライ&エラーをして欲しいと思っています。真似をすれば"ある程度"は強くなれるが強者にはなり得ないともう一度ここで言っておきたいと思います。 ただ投げっぱなしもあんまりなので個人スキルを上げる為の練習方法を残しておきます。無から有を生み出すのは難しいですが戦術や練習法は自分達に合わせてアレンジする事が出来ます。ただ真似をするのではなく参考にして取り入れる意識を忘れないようにして下さい。

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