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虚空蔵さんと丑寅と金星

京都行ってきたんですよ。
きっかけはダンナに誘われたんですが、行こうかな〜と返事したら「じゃあ行きたいとこ考えといて」と。まさかのノープランだった。
普段はある程度行き先決まってるので驚いた。

まぁいいかと考えてみる。
竹林が見える。行ったことあるし他の場所…と思うも、どうしてもそこしか浮かばない。辛うじて橋が見えた。これはたぶん渡月橋だ。

調べてみると竹林も渡月橋も同じ嵐山エリア。ちょうどいいじゃん渡月橋は行ったことないし〜とダンナに打診してみる。
「どっちも一人で行ったことある」と渋られたが結局そこに決定しました。

当日は3月半ば、前日は暖かかったのが冷え込みの厳しい予報でした。
令和の三寒四温ツラい。老体には堪えます。

以前、加門七海先生が著書で言ってたことを思い出す。
五輪塔に書かれている“ 空火地風水 ”は人を生かしも殺しもできるものだと。
確かにそう、永遠に生きるわけにもいかないしあの世へ旅立つ手段は必要なのだ。
そして諸行無常だからこそ色々考え成長するし、この世を面白くして行けるんだ。

竹林


早朝の竹林は予報通り寒かったけど気持ち良い!
寒いの苦手だけど、空気はピリッと冷たい方が好きなんです。
時折、小雨〜雪がパラつきながらも昼前には快晴となりました。

吸い込まれそうな竹林、そして天龍寺や渡月橋を満喫しお土産も買ったところでダンナが「この階段行ってみようか」と。
まだランチにも早い時間だしと階段を昇ると、そこは「嵯峨虚空蔵菩薩」で有名な法輪寺でした。



と言っても私は有名とは露知らず、狛犬が牛と寅って珍しいね〜!あ、虚空蔵菩薩だからかぁなどと言いつつ写真を撮るのに夢中になっておりました。

でも、丑寅に何か引っかかる。

そういえば昔、車で京都へほぼ毎週遊びに行ってた時期がありました。
その道中でどうしても気になる山があり、帰りに寄って貰ったんです。

それは鞍馬山でした。
それ以来何度か奥の院(魔王殿)まで登ったり、一度は貴船の方から攻めたりもしてました。とにかく大好きな山です。
そう、奥の院は【魔王殿】と云うのです。好きに決まってる。

ここで余談ですが不思議な場所があって、それは奥の院まで行く途中。鞍馬と貴船の三角点を結ぶ中間あたり、ここで山の気配がスッと変わるんです。まるで見えない境界線があるように。

魔王殿の結界かな?分かる方、どう思いますか?
当時、G'z Oneというスマホを使っていて山のアプリがあり、その場で確認したので確かです。

話を戻しますと、丑寅が引っかかる理由。

鞍馬寺の御本尊はサナート・クマラと言って、金星からやって来たらしいのです。当時は参道途中にでかでかとそう書かれた看板がありました。

確かサナート・クマラは丑寅のナントカって言ってたな、と昔に得たうろ覚えスピ知識でググッてみる。
【丑寅(艮)の金神(こんじん)】だ。
やっぱり金星から来たと書いてある。

虚空蔵菩薩も丑&寅年生まれの護り本尊で、明星の化身と云われている。明星とは金星のこと。
その昔、空海が室戸岬で虚空蔵菩薩の真言を唱える修行をしていたら口の中に明星が飛び込んできた、という伝説があります。

私、丑年なんですよね。だから虚空蔵菩薩にだけ詳しいのですwちなみに西洋占星術では、ファイナルディスポジターが10惑星中7つが金星になります。

↓ファイナルディスポジターはここで簡単に出せます

とにかく各方面に金星が絡んでくるし、こっちも反応してるんですよね。
実は金星人なのかな?

謎を残したまま、次回は京都と岐阜が繋がってる夢の話でもしようかなと思ってます。

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