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【第19回あすか会議レポート】《第1部全体会》歴史から学ぶリーダーの在り方

2023年7月30日(日)

※本記事は、2023年7月1日(土)、2日(日)に開催されたグロービス経営大学院大学の学事行事「あすか会議」についての個人記録です。

※また本記事は、あすか会議全7部27セッションのうち、【第1部全体会】についての記録となります。


歴史は最高の教訓を私たちに与えてくれる。特に組織におけるリーダーシップについて、過去の偉大なリーダーたちの行動や決断から多くを学ぶことができよう。現代におけるリーダーたちは、歴史から何を学び、自身の組織をどのように導き、どのような課題を解決してきたのか。各業界の最前線で活躍する彼らの経験と見識を通じて、過去から学び、未来を創るためのリーダーシップについて考える。

【パネリスト】
島田 太郎 氏(株式会社東芝 代表執行役社長 CEO)
深井 龍之介 氏(株式会社COTEN 代表取締役 CEO)
山口 明夫 氏(日本アイ・ビー・エム株式会社 代表取締役社長執行役員)

【モデレーター】
君島 朋子 氏(グロービス ファカルティ本部長 マネージング・ディレクター/グロービス経営大学院 副研究科長)

リーダーにとって最も難しいことは何か?

それは「現状認識」。
この現状認識の土台は「時代認識」である。

今の時代を理解するには過去を知ることから。
自分たちが生きている時代以外を知ることから。
時代を超えて、同じこと・異なることは何か?

経営としては正しい判断を求められる。
現場との温度差に悩むこともある。
全員が納得することは難しい。でも、追求する。

リーダーシップはどう学ぶ?

決断を誤ったときに大きな責任を負うことになる。
”覚悟”とは、判断の説明責任を持つこと。

ーそこから逃げていないか?
ー自分のためにやっていないか?
リーダーは、絶対に、セコくなってはいけない。

これらは歴史から学べ。
ーカエサル(シーザー)
ーソクラテス
ー仏教哲学
 └ 小欲→ここでいうセコいこと
 └ 大欲→自我を超える

無知であることを認知する。意識する。
知らないことに出会ったら3人に聞く。
大局観を養う。

スコープを広げないと分からないこともある。
とにかく本を読むこと。
1冊で知った気になってはいけない。
同じ題材を3冊読むこと。
事象を立体的に見るには複数情報が必要である。

現場の声が届かなかったら国は滅びる

いかに現場から正しい情報を自分にインプットするか?
いかに実態を正しく速く自分にインプットするか?

これはほっていて出来ることではない。
自分でかなりの努力をする必要がある。
そして、これはもの凄く難しいと言うことを理解する。

目標達成のために自分には何が出来るかを考える。
自分の存在は何か?
自分は役に立てるか?
役に立つ人のもとに情報は集まる。

トップは感じていることを隠さず発信することが必要。
みんなが分かっている、当たり前のことをしていてはいけない。

役割は人を作らない。
役割の中で必要と思うことを勉強し続けないといけない。

お三方から一言ずつ

・未来の自分に攻め続けよう
・哲学、歴史から自分の世界感を養おう
・勇気を培うには感謝を忘れないこと、自分の存在意義(役に立つか)を考えよう


自分への問いかけチェックリスト

・時代を超えて、同じこと・異なることは何か?
・セコい判断をしていないか?
・無知であることを認知しているか?
・事象を立体的に見るために複数情報に触れているか?
・正しく速く必要な情報を自分にインプットできているか?
・自分はなんの役に立てるのか?
・学び続けているか?


振り返り

アメリカの作家、マーク・トウェインが言ったとされる言葉に
”The past does not repeat itself, but it rhymes”
「歴史は同じようには繰り返さないが、韻を踏む」 があります。

今回このセッションをから、
 歴史の韻の踏み方を自ら学び、理解し、考えて
 いかに現状認識するか。
 これを踏まえてどのような判断を下すのか。
 そこにはまず自分自身が納得できているのか。
 納得するための観点として、
 この、歴史の韻の踏み方を知ること≒歴史から学ぶこと
が大きな役割を担うのであると学びました。

過去、国はどう滅んだのか?を知ることで
当時と環境は違えど
論理だけではない、人間の感情や行動パターンから
最善の行動の選択肢を持つことができると感じました。

セッションの中で印象に残る言葉のひとつに
「今が1番勉強している」
というものがあります。

成果を出し、経済を牽引するパネリストの皆さまでも
日々学び続けていらっしゃることに触れ、
私が学ばなくていい訳がない、と。

「人生一生学び」だと思っていても
成果を出していけばどこかで学びが止まってしまうのではないか?
と、少し考えてしまうこともありましたが
やはり「人生一生学び」の姿勢を大切にしたいです。

幸い、いま、志を持ち、同じ熱量で一緒に学ぶ仲間に恵まれています。
環境と人と、このセッションとの出会いを大切に、
まずは歴史に触れてみます。
 どこから触れて良いから分からないからまずコテンラジオを聞く!
 セッションで出てきたカエサルに関する本を読む!
 その情報源は最低3つから!
そして自分の存在意義について考えてみます。
 最近受けた全4回の外部研修で自分が人生で成し遂げたいこと・自分が納得する未来を描く「チャレンジ宣言」をしたので、備忘のためここにも残します。このチャレンジ宣言を実現させることで自分の存在意義を示していけたらと思います。

 【チャレンジ宣言】
  ◆組織軸◆
   選んでもらえる組織を作ることでビジネスで勝つ
   (ビジネスで勝てる→社会に価値を提供できているということ)
   →生産技術と広報の経験から、
    どれだけ良いモノがあっても・どれだけ良いコトをしていても、
    認知され、理解され、共感され、選んでもらえないことには
    始まらないことを強く感じているため。
  ◆自分軸◆
   人生をかけて自分の名前の由来を体現する
   →自分らしさとは自分の名前である、と考えるため。

  ◆そのために◆
  ①自分が輝く
  ②周りが輝く
  (「輝く」は私の名前の由来であり、ここでは「ワクワク心躍らせながら全力で何かに取り組んでいる状態」と定義する)

  ①私が輝く状態は「これまで誰もやったことがないことに挑戦し、
   結果を残すことができていること」「自分の価値を高めることが
   出来ていること」。このために「〇〇初!であることに積極的に
   挑戦し続ける」。

  ②劇団四季モデルと宝塚モデルのトレードオンを実現させる。
   ※劇団四季モデル:誰がやっても安定してよいパフォーマンスを
    発揮できる(誰がキャストであるに関わらず、よい作品となる)
   ※宝塚モデル:「その人」のファンがいる・個人が活き、
    その人である意味がある(推しがいて、その推しを見に行く)
  → 誰がやっても価値を安定に出せる環境をつくりながらも、
    所属するメンバー一人一人がそれぞれの価値を発揮し、
    その人である意味がちゃんと存在することを実現させる。


半年ぶりのnote作成・・・!
文字にしてまとめることはものすごく頭を使います😵
特に私はこうゆう作業にとにかく時間がかかる😂
が、改めてセッションで感じたことや気づきを記録することが出来ました。

・・・ちゃんと振り返り・復習しよう!
言語化・発信・仲間作り!

おしまい