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猫が亡くなって、1週間が経とうとしています

猫が亡くなって、1週間が経とうとしています。

最期は家で、静かに家族が眠っている間に亡くなったそうです。悲しいけど、最後まで命を全うしていくれる事が同じ家に住む家族の幸せなんですね。

悲しい時に思い出す言葉

悲しい時に思い出すのは、先日旅行に行った花巻出身の宮沢賢治の言葉です。

「本当にどんな辛いことでも、それが正しい道を進む出来事なら峠の上りも下りもみんな本当の幸せに続く一足づつですから」

猫がいなくなった世界は辛いという感情が湧くけど、これは猫が生きた証だし、私が今生きている証しでもある。家族も私もこれからまだ人生は続いて行きます。幸せになるために生きています。安っぽく聞こえるかもしれませんが、長く連れ添った猫を忘れないで、幸せになることが一番なんですよね。今は、その道の過程です。

少しでも長く、でも安らかに最期を過ごす猫の様子を聞いていると、あの世もこの世もボーダレスで繋がってるんじゃないかと思いました。

猫が生きた証

もう一つ、猫が生きた証が私の体に刻まれています。

何年か前に実家に帰った時に猫を抱っこして撫でていたら、急に猫が動いて引っかかれたことがあって、私の左腕の内側にはうっすらと引っ掻き傷が残っています。その時は悪気はないので気にしていなかったのですが、これは猫と過ごした証です。

不思議な出来事

そういえば、猫が亡くなった明け方にまた不思議なことがありました。

夜から深夜高速バスに乗って東北旅行に行く予定でしたが、急に熱が出て、高速バスをキャンセルしました。

お風呂に入って、しっかり寝て、次の日は新幹線で東北に行くように準備していたら、夜中に同僚から珍しく電話があり、「今会社に来ているんだけど、誰もいなくて、鍵を持っていないから、入り口の鍵を開けてほしいのでお願いします」と頼まれました。タクシーですぐ向かって、会社の鍵を開けました。私がもし高速バスに乗っていたら、同僚は困っていただろうなと思いました。

家に帰って薬を飲んでねていたら、明け方「亡くなった」という電話がかかりました。これも高速バスに乗っていたら電話に出ることもできず、家族も私も不安に思っていたでしょうね。

高熱という体のサインがあったり、数日前に道端で派手に転んだり、

普段あまり起こらないことが起こるって何か虫の知らせだなぁと思います。


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