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#1 人間万事塞翁が馬


このブログを書くために数日前から準備をしていてすでに100枚近く書いているのですが、何を最初にするかはすでに決めていました(^^)/
この言葉は私の中で断トツです。

「人間万事塞翁が馬」
これは「にんげんばんじさいおうがうま」と呼ぶ人もいれば、「じんかんばんじさいおうがうま」と呼ぶ人もいると思います。私はどちらかというと「じんかん」押しですが、ごくごく一般的な読み方は「にんげん」のほうかな、と思います。

前者は人間を人間社会の中だけで捉えるときの読み方、後者は広く世の中をさした読み方と個人的には認識しています(あくまで個人的見解です)。

先日、あるイベント企画で「1時間で本を作ろう」みたいなものがあり、そこに参加した際にもこの言葉と#2で出てくるであろう言葉の2つを座右の銘としてあげさせていただきました。

その時にもふれたのですが、この言葉は高校2年の担任、N先生の影響を多大に受けています。私自身、高校2年のこの時期は人生において大きな転換期にあたり、生活スタイルも大きく変わりました。
N先生に出会わなければ、特段古文や漢文に触れることもなく、大嫌いな国語の先生になることもなかったかもしれません(笑)

当時、学校の成績や本格的に取り組んでいた陸上の成績に一喜一憂していた私に対し、ほぼ毎日のように「カナコ、人間万事塞翁が馬だぞ~」とおっしゃっていたのが印象的でした。

意味としては、「人生における幸不幸は予測しにくいもの。今まで幸せだったのが不幸に転じたり、不幸な出来事が幸せに転じたりするのだから、その時その時に一喜一憂せず、常に冷静な判断をしようね」という感じです。

人生は、すべての局面において駆け引きが必要だと思います。時流の流れに沿って、どのように転んでも次善策を考える癖をつけて、常に冷静沈着な自分でいられればと思うのですが、残念ながら私は冷静沈着でいるつもりでも、機嫌の良しあしが分かりやすい人のようです(笑)

先日も、ある方から「まっしーまは声がとおっているときは大丈夫だから」という指摘を受けました。
まだまだ一喜一憂している自分がいるみたいですね。



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