見出し画像

#64 ありのまま、ではなくあるがまま。

少し前の話になるのですが、私が所属しているなかよしプロジェクト内でのミーティング時に発言させていただいた言葉です。

辞書に掲載されている言葉としては、両者は全く同じ意味とされていますが、以前より私はそのことに疑問を感じていました。

英語にするとなんとなくわかりやすいと思います。
私は「ありのまま」を「Let it go」、「あるがまま」を「Let it be」とあえて区別して考えます。中学の英語でbeとgoの違いは進行形のあたりで習ったこと、ありますよね。

beは対象が特になく現象をあらわしており、goはその裏側に人が関与している。

何年か前に流行った「Let it go」という歌も「ありのままに」と訳されているのはそこにエルザという人が明確に関与しているからこそのgoではないかと解釈しています。

昔はやっていたビートルズの「Let it be」は日本語訳するとどうなるかはわかりませんが、、、。

そういう観点からすると、教育現場で「ありのままに受け入れる」と言葉では言っているものの、背後には「あるがまま」の意味が大きく入っているのではないかと思います。

言葉のニュアンス的なものはいかようにも解釈できるのであくまでも「私考」としてとらえていただけるとありがたいです。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?