金曜日に開幕したJ1に続き、遂に世界で最もカオスなリーグで有名な我らがJ2リーグが開幕しました。

新名称『町田GIONスタジアム』へ行ってきました。

そうです。あの僻地・野津田公園です。

諸事情で新宿へ到着したのが12:40頃、13:40京王多摩センター発の無料シャトルバスに乗車しました。
この時点でキックオフ20分前なわけですから、当然キックオフとほぼ同時にスタジアムに到着。

するとびっくり！なんとメインS席、SS席、ゴール裏ほぼ全て超満員でした。

野津田公園は現在バックスタンドが改修中であり、そもそもの母数が少ないとはいえ、壮観でした(ちなみにこの試合の観客数は6421人)。

ところがどっこい。満員に感動していたら僕自身の席がありません。仕方なく立ち見でいると前半20分、チャンスが天から降ってきたのです。
立ち見の僕を見た1人のおじさんが隣の席を空けてくれ、着席ができたのです！日本人に生まれたことを心底誇りに思った瞬間でした。

見事マイシートをGETした僕はそこからじっくりと試合を見ようとしましたが如何せん集中できない。どうしてもサポーターの声や手拍子に気が散ります。そこで僕は集中することを諦めました。
そうです。『試合を楽しむ』のではなく、『スタジアムを楽しむ』ことにしました。

DAZN観戦とスタジアム観戦の差は、『試合以外』にあります。DAZNではスタジアムで起こっていることの5割も汲み取ることは出来ないでしょう。

結果は0-0、決定機も互いに1本ずつくらいの超塩試合でした。
しかし、試合後の野津田公園にはポジティブな雰囲気が充満していました。

それはきっと、両サポーターの『負けなくて良かった』の安堵と、週末にようやくJリーグが帰ってきた喜びのようなものだったような気がします。

スタジアムは試合を見に来るだけのものではありません。席を空けてくれるおじさんがいたり、コンコースのお兄ちゃんが優しかったり、行かなければ経験できないことが沢山あります。

一つ、わかったことはスタジアム観戦は最高だということ。

あーあ、第2節まだ？？？

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