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サーバーのキッティング、どうしているの?

サーバーのキッティングについて、お問合せがありましたので、お答えしてしますね。キッティングって、もうキッティングされた状態で利用するから、書きようがないなぁ。何を期待しているんだろう?

何か追加要望ありましたら、twitterにて連絡ください。。。
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浦和レッズ

過去の記事で、私は浦和レッズファンなので…。それに関連した機器の導入をしてたり、してなかったり、っていう話をしました。浦和レッズのスポンサーだった長年君臨していたCOMPAQ(コンパック)。その後、HPに代り…という影響で、会社ではCOMPAQを愛用。

とはいっても、私物でCOMPAQは利用したことがなく、NEC(屋根裏にある)→NEC→NEC→SONY→SONY(一応動く)→HP、あっ!HP…。この後は、Apple(動く)→Apple(活用中)になってますね。初代NECは、確か、MS-DOSなんだよね。一太郎Ver.3が2DDのFDD(フロッピーディスク)と、松?かな?のFDDとLotus1-2-3のFDDがあったと思う。君たち、Lotus1-2-3は知っているかい?(笑)

HPEのサーバと言えば「ProLiant」。これって、実はCOMAPQ ProLiantとか言っていたサーバで、中身はCOMAPQ。HPEのスイッチ、ProCurveも、COMPAQ。勤務先のデータセンターに置いているコアなシステムネットワーク基盤として、HPE FlexFabric 5700(オール10GbEスイッチ)を利用しているけど、これも元を辿ると、ProCurveなんだよね。

最近では、HPEのスイッチがArubaに移行されているけど、HPEってスイッチのメーカーだっけ?と思わせる程、安定した製品になったなぁーとつくづく感じている。Arubaブランドになって、ちょっとオシャレちっくになっている。Ciscoで構成すると、すごく高くて、そこそこ安いHPE派になってしまう。

入社したては、Express5800シリーズをコロコロ見かけた。NECのサーバーだ。誰が見ても、このサーバーはNECだよね、と分かる顔。ただ、BIOS上で操作する、ESMPROという機能だっけなぁ?あまり好きではなかったので、HPE ProLiantに拘った。HPEのiLOは素敵だった。iLO上で、サーバーの物理スイッチをON/OFFできる他、コンソールを起動させ、あたかも現地で作業しているかのような処理ができるからだ。

だから、私が入れるものは、現地作業は原則不要とするため、iLOを入れることにしていた。データセンターを契約する前、ほとんどが本社にサーバーがあったわけだけど、HPEかFujitsuか、と言った状況になった時があった。

HPEサイトを眺めていたら、結構便利だった通報サービスが2022年10月末で終了したんだ〜ね。これは物理的障害が発生した際、HPEのサポートから連絡が来る優れもので、無償で提供されていた立派なツールだった。この回避として、HPE OneViewで対応できると書かれているけど、これって有料だよね。どうするんだろう?と思いながら、Insight Remote Supportを利用すれば大丈夫そうな記述があるので、HPE利用されている方は、移行が必須ですね。

富士通もいいな…

HPEの顔は「赤ポチ」。赤ポチ一色を目指している中、VMware vSphere仮想化システムを富士通系ベンダーから導入した。富士通は「黄緑ポチ」。HPEで固めるという方法もあったけれど、何度も過去ノートで絶賛しているFujitsu ETERNUSOPCというバックアップ処理が素敵で、富士通にトリコとなった。1ラック全て黄緑ポチとなったケースもある。ただ、ラックの1/3はUPSで占めてたし。

Fujitsuにも、HPEのiLOに対抗したiRMCというのがある。今のモデルは分からないけど、法人利用のJavaが有償になる前はJavaベースだったので、ちょっと使いにくいところはあったものの、一目で分かる物理障害状況。そして、コンソールから電源のソフトスイッチ等、あるいは、温度センサーからのハード状況をもリモートから確認できる。

原則、現地対応しない。データセンターは自宅から近所(ぉぃ)なので、原則リモートだけど、別に行ってもいいかー、という思いで対応してたりする。でもね、物理サーバは、IP-KVM(キーボード・マウス・ディスプレイのコンソールをIPベース<ネットワークを介して>接続可能なコンソール)を介して、ブラウザベースから作業ができるようにしている。ま、SSL-VPNでネットワークに接続してからの話だよ。IP-KVMでの操作もあんまりしなく、結局、iLOなりiRMCとかでの操作がメインだね。仮想化は全てNutanix AHVかNutanix上にVMware vSphereを稼働させているものだけなので、結局、ブラウザからの作業。

ただ、直接データセンターで作業した方が、通信が早かったりするので、ケースバイケースでの作業が多いかな。ま、データセンターの立地がよく、5分ぐらい歩けば、レストラン街に行けるので、外食したいなーと思う日は、データセンター直行っていう時もある。

脱線しましたが、このIP-VPN、RaritanとかATENとかあるけど、最近入れているものは、ATENばかりだね。一時的Raritanにハマったんだけど、ディスプレイがどうもぼやけるんだよね。相性もあるんだけど。

一時期…

入社時は、過去のノートにも書いていますが、DELL PowerEdgeのファイルサーバが入っていた。これって、Windows Storage OSだったと思うんだけど、クセのあるGUIで、面倒だなぁ…と思っていたけど、そういうものなのか、とも思っていた。(どっちだーい!)

DELLのサーバは、私が入れたことは無かったので、記憶にございません。

たしか、別の事業所で日立のNASを利用していて使いやすいよ、という話を受け、本社にもDELLのファイルサーバから乗り換えた記憶がある。その頃、私はサーバに関して無知だったので、言われるがままでの対応だった。

入社してからの数年間は、ホント、サーバーについて右も左も分からない状況だった。ただ取り柄は、AccessとAccess VBAにハマっていただけ。(今はVBAは書けなくなった…)。Excel VBAで業務の自動化とか、業務をいかにマクロで楽にするか、を、日々研究していた。(笑)これって、RPAだよね、今で言う。

会計課に依頼されて、支払手形振分けソフトをAccessで作ってあげて、つい最近まで利用されていたよ。これって、すごい画期的なソフトと自負していて、金額を入れて、振分ボタンをクリックすると、一瞬にして、支払手形金額を分割できるようになっているんだよね。これを元に、買掛金分割ソフトをAccessで作った記憶がある。Access 2002とかで作ったのかなぁ。結局、ERPが入る前に、一度、Access 2016で使いたいという風に言われ、全面作り直した経験はあるけど、開発したソースを見ても、今思えば、よく作ったものだ、と思っている。

それと別件で、郵便番号検索システムは作ったね。これも、入社まもない時に作った気がする。これはPrel言語で作ったんだっけな。どこかのCGIを参考に開発して、郵便局が公開している住所録CSVファイルを、面倒なので毎日取得して、それをキーワードを入れれば、瞬時に住所を返すという仕組み。これは、ネット上にある郵便番号サーチエンジンよりも、全然使いやすく、瞬間表示なので、便利なシステムだね。ただ、これらは評価されなかったけど。そうそう、郵便番号検索はまだ現役で動いている。CentOS6ぐらいで動いているのかな?閉域環境に置いているから、アップデートはしていないね。

ちょっと自慢話でした。

軽いヘルニア

30代の頃、基本的にサーバのラッキング(取り付け)やアンマウント(取り外し)は業者委託にしていたけれど、取り外したサーバの移動とかはやっていたので、それが仇となり、軽いヘルニアを患った。これは今思えば、痛いね。本当に痛い。イスから立ち上がれない。立ち上がると座れない。歩くのも、イタタ連続。総合病院で初めてMRIを受けた。ドクターXで見覚えのあるシーンだ(笑)

医者からは治らないと言われたけど、今は元気だ!総合病院から地域のスポーツ系整形外科に変更し、そこで処方された漢方と、なんかで完全回復!治るもんだ。病院は地域密着型のクリニックが良い時もある!

重い作業はしない

もう、重い作業はしないと決め、作業は若手にやらせるか、もしくは、業者に依頼してやってもらっている。業者の若手SEに、ちょっとやってよ〜!と頭を下げてやってもらっている(笑)

本題、キッティング

さて、長々と仮想化導入前のサーバ事情について、ダラダラと書いてきたわけですが、キッティングは、基本業者任せ。ただ、ファイルサーバ構築とか、鼻歌歌いながら作れるものは、作ったりしているけれど、基本業者任せで、現場監督している。

自分で作業しても、とりわけ手当てが出るわけでもないし。時間の無駄。業務ひっ迫している中で、さらに業務を追加するのは言語道断。年間振替休日が3~40日発生して、それをなんとか2〜30日解消しつつある中で、業務追加はあり得ないねぇ。

基本、大型連休は作業日に充てるので、既に2023年5月GWは、作業抑えをしている。部会で承認をとったので、これから業者SEを抑えるというのが、水面下での作業。

仮想化環境になってからは、基本、IaaS屋になったのでOSまでセットアップして、社員のパソコン管理者チックの人に提供していたりする。

NTT東日本

こういった仮想化環境上のシステムのバックアップは過去ノートに記載しているので参考に。一応バックアップするので、クラウド利用している感覚で使ってよ、と言っている。まさか、社内でクラウド屋さんになるとは想像しなかった。

まとめ

キッティングは自分自身がやるんではない。稟議内にキッティング作業費含めて出すもの。発注者は、現場監督だ!

あ、そうそう。データセンターにある2ラックのサーバーがぐちゃぐちゃなので、来年5月にラック1棟追加し、機器更新しやすい設置方法に切り替えようと考えている。その際、LANケーブルも、現在、閉域回線=青・インターネット利用回線=赤・タグ回線=白とか、5色で配線しているけど、VLAN回線が多すぎるので、もう1色増やして、色で通信管理の改善も図ろうと考えている。キッティング業者に、LANケーブルの色は、どれだけあるか聞いてみなきゃ。

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