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【その言葉は人を傷つける】「悩みなさそう」は絶対に言っちゃダメ


どうも。人に恵まれる天才・伊藤です。友達は少ないです。

今日は、絶対に人に言ってはいけない言葉についてお話ししたいと思います。

タイトルにもある通り


「悩みなさそうだよね」


という言葉です。

私自身、よく言われている言葉なのですが、これ、言われると、


は????????


と思っちゃいます。

では、なんでそんなことを言ってしまうのか、また言われた側はどう思っているのか、考えていきます。

では、今日もいってみましょう!

1.「悩みなさそう」と言う側の気持ち


言う側の気持ちについてまず考えてみましょう。

※ちなみに私は人に言わないようにしているので、正直これは想像でしかありません。(言ったことはあるけど言われてから改めました)


想像するに、その人はとても悩んでいるのだと思います。

勉強、恋、ひいてはこの先の人生について思い悩むことがあるのでしょう。

だいたい大きな悩みを抱えている人って、この世で一番自分が不幸だと思っていますよね。

それ自体は全く問題じゃないのです。その人の中ではそれは事実なのだから。

その時、たまたまのうのうと人生を過ごしていそうな伊藤のような人間が目の前にいるとします。

その方は思うのです。なんで私はこんなにつらい思いをしているのにこいつはこんなに楽しそうなんだ。そういえばこいつが思い悩んでるの見たことねえな、と。

そういう諸々の状況がかみ合ったときに、口から弾みで出ちゃうんですよね。

「いいよね、悩みなさそうで」と。



はい。ブチギレです。


前の記事でも言いましたが、価値観の相違を鑑みてください。

あなたが悩みなさそうと言った相手は、悩みを外に見せることが苦手かもしれない、とは考えられませんか?


それでは、次は言われた側の気持ちを考えてみましょう。


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2.「悩みなさそう」と言われる側の気持ち


さあ。ここからは気持ちがこもりまくります。

言われる側の気持ちです。

言われたほうは、その時どう思っているのでしょうか。


そもそも、悩みが本当にない人なんて、ごく少数だと思います。

皆、多かれ少なかれ、大小問わず何かしら悩んでいるのです。

もちろん私も、心の中のことなので他人と比較はできませんが、結構悩みが多いタイプだし、深く思い悩みタイプです。

それなりに苦労もしていると思いますが、人に助けられて何とかやってます。

(私事ですが、私のことを最も理解してくれている気がするゼミ同期たちが、先日、思い悩む私に急に電話やLINEをくれました。彼らのことはまた後日。)

ここで、言われる側の性格も考えてみましょう。


人は、「陽キャ」と「陰キャ」に分けられます。(偏見)

もともと明るい所謂「陽キャ」の人は、そもそも根が明るいので、何の無理もせず普段から明るいのです。

それなので、普段から自分を偽っていないからこそ、悩んでいるときは見るからに落ち込みます。自分に正直で、偽ることに慣れていないから。


ここで厄介なのが、私のような生来の根暗、所謂「陰キャ」です。

「陰キャ」というのも2パターンありまして、普段は明るくふるまっている「陰陽キャ」と普段から暗めの「陰陰キャ」があります。

「陰陰キャ」は、普段から暗めなので、常に悩んでいそうな雰囲気を醸し出しています。だから「悩みなさそう」と言われることもありません。

問題は、私のような「陰陽キャ」。普段は無理して(と言うと少し語弊がありますが)明るくふるまっている人間です。

我々は、普段から本来と違うテンションでふるまっているので、たとえ大きな悩みがあっても自分を偽ることには慣れています。

これにより、悩みを人に見せずに過ごすことを可能にしているのです。

(上述のように、理解してくれてる人には顔見せなくてもばれます。まあ私がSNSで言いがちということもありますが)

だからこそ、「陽キャ」と「陰陰キャ」は絶対に悩みなさそうとは言われないのですが、我々「陰陽キャ」はまあまあな回数言われてきているのです。



いやでもね?

上述のとおり、我々「陰陽キャ」は悩んでおります。少なくとも人並みには。

そんな中で、

「お前ってマジ悩みなさそうだよな」

って言われてみて下さい。

まあまあショックですよ?

それでも頑張って

「いやそんなことないよー、おれだって悩んでるよーw」

っておどけて返したのに

「いやねえだろ」

って真顔で言われてみてください。

普通に怒りますよ?(ただの経験談)

ドラマじゃないけど

「あなたに私の何がわかるっていうのよ!!!!」

状態ですよ?



その人の今置かれている状況であったり、半生、また未来の展望とかそこに対しての行動、様々なことを完全に理解した上での発言ですか?一度胸に手を当てて考えましょう。

「私ばっかりなんで」とか「あいつはなんであんなにのうのうと」とかいう考えは一度捨てましょう。

相手のことを理解しろなんて言いません。そんなことできるわけがないので。

でも、相手との価値観の相違を鑑みる、また、相手がどのような状況に置かれているか、考えうる限り最大限の場合を想定してあげてください。

もしかしたら家庭環境で悩んでるけど無理してるかもな、もしたしたら金銭的にきついのかもな、最近あまり寝れてないかもな、仕事で辛いことがあるのかもな、等々。

もちろん、0から考えろとは言いません。場合分けしてあげましょう。

人間ですから、SNS、顔色、行動等、くまなく観察すればどこかにヒントは隠れているはずです。

そのヒントをもとに、悩みを想定してあげてください。

そうすれば、そんな心無い言葉は、絶対に出てこないはずですから。


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3.終わりに


いかがだったでしょうか?

思い当たる節がある方、多いのではないでしょうか?

別に、皆の悩みに寄り添えだなんて言ってるわけじゃありません。

的外れな人に「相談乗るよ!」とか言われても困るだけです。

でも、傷つけることだけはしないでください。

誹謗中傷というワードをよく耳にする昨今ですが

「言葉の暴力」という点ではそれと何も変わらないということだけ。


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では、今日はこんなところで。

ではでは!