イトノパースグラフ - 楕円底のイトノパース

鎖編みから編み出す楕円を底にしたイトノパースをレパートリーに加えました。

レザーのがま口をモデルに制作。

楕円底で形作ることで、フラットな形状のケースになります。

極めて簡素な、飾りっけなしの形状。

編み模様と入れるビーズの種類で、印象を変えます。

底部分。

円底と比べた場合、楕円底のメリットは、
1, 編み上がりが早い
2, 材料の分量が少ない

デメリットは、
1, 捻れが目立つ

かぎ針編み技法の欠点に「捻れ」があります。糸の性質や、編み目のしくみ、編み手の癖が相乗され、編地が編み進める方向へ捻れやすくなります。

円底の場合、芯となる部分は編みはじめの "わ" の部分で、前後左右があやふやになります。捻れてもいくらか誤魔化せる編み方なんですね。

楕円底の場合、長い鎖編みの作り目が芯となり、前後左右が明確に現れ出ますので、誤魔化すことが出来ません。編み上がり後、捻れを正すために逆方向に引っ張ったり、スチームアイロンを長めにかけたりと、過負荷を与えながら、捻れを戻します。もっと正しく書くと、捻れを誤魔化そうと努力します、ですね (笑) 
ベテランの編み手が編めば、捻れも最小限に抑えられるのでしょう。

しかし、どのみち捻れは生じますので、解消作業がしやすいよう、複雑な編み模様は避けた方が無難であると感じました。

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2017年晩秋に出会ったビーズ編みに日々精進しています。

ありがとうございます!!
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