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「マフラーで髪バチバチッ!」2月の乾燥対策はどうすればいい?

操作イトウです。
今回は「髪の乾燥」のお話。

今年は暖冬とはいえ、とにかく乾燥してしまうのが2月。マフラーを取る時に髪がバチバチッ!となってしまうのも日常茶飯事です。
せっかくスタイリングした髪の毛もバサバサになるし、この乾燥を乗り越えるにはどうしたらいいの?

◾️とりあえず「ヘアオイル・バーム」が手っ取り早い

乾燥でバチバチ、パサパサしている髪を対処するには、「ヘアオイル」「バーム」が手っ取り早いです。ヘアオイル・バームは付けるだけで濡れたような質感になり、艶感が出るので雰囲気が一変するアイテムです。

オイルの油膜を張ることで光を反射しやすい「ミラーボール」をくっ付けているイメージですが、油膜によって静電気を防止すると共に、油分の重さによってバサバサも抑えることができます。

▼ポイントはしっかり目につけて、コーティングすること

ポイントは、オイルを「濡れて見えるくらい」しっかり目に付けることです。
これらは高級なモノも多いですが、「もったいないから」と少量付けてもヘアオイルは本領を発揮できず、うっすら付いているだけでは効果を得られないかもしれません。

また、オイルやバームは重ための方がバサバサを抑える効果が高いです。髪に浸透しやすい「サラッと系」のオイルはコーティング力が弱まります。静電気防止を重視する場合は、ぺちゃんとしない程度にしっかり目に付けて、コーティングするのが良いでしょう。

◾️「髪の乾燥」には絶対、トリートメントが良い

美容師目線で「髪の乾燥」にオススメするのは、トリートメントです。

トリートメントには「表面を保護する」効果と、「補修成分を注入する」効果があります。そのためヘアオイルのようなコーティングだけでなく、髪の内部を水分で満たすことで乾燥が解消できるのです。

トリートメントについてはコチラ↓

▼美容室でやる「システムトリートメント」が優秀

オススメは「美容室でやるトリートメント」です。業界では、「システムトリートメント」と呼びます。
「美容室でやる」は手軽さに欠けますが、あらゆるトリートメントの中でも性能は最上位と言えるでしょう。

システムトリートメントは美容師が施術する前提で作られていて、お家では扱いきれないほどの数の薬剤を扱います。そして「順番」や「工程」を守り、「分量」「髪質」による選定などをして初めて効果が発揮されます。

更に、微妙な扱いの違いで変化が起きやすいため「付ければよくなる」という訳ではなく、美容師の知識や経験によってコントロールする必要があります。

ECサイトでは、プロ向けの商材が一般向けに売られているのを目にする事もありますが、安易に手を出すことはオススメしません。

「順番に付ける」だけではないコツがある

▼「美容室でやるトリートメント」にも、ランクがある

クーポンサイトを見ると、どこの美容室でも「カット + カラー + トリートメント」のセットメニューが並んでいます。そしてトリートメントの種類も何パターンかあって、料金が全然違ったりします。

そもそもメニューが多くて「何が違うかよくわからない」のがネット予約あるあるですが、今や美容室のトリートメントは多岐に渡るため、お店によって使うトリートメントの商材も異なります。

「美容室のトリートメントは高過ぎる」と感じる方も多いかもしれませんが、これらの美容室でやるトリートメントには明確にランクがあります。
値段は「手間賃」「材料費」によりますが、基本的に施術に時間がかかるほど高額でハイグレードになります。

▼乾燥には「内部補修するトリートメント」が必要

システムトリートメントは大きく分けると、「表面のコーティングをする」トリートメントと「内部補修とコーティングの両方をする」トリートメントの2つに分かれます。

クーポンのセットメニューで組み込まれている「一番リーズナブルなトリートメント」の場合は、「表面だけ」が多いです。

ですが、乾燥には「内部補修する」を選んだ方が圧倒的に効果が高まります。内部に保湿成分を蓄えることで、長期間に渡って乾燥から守ることができます。
「リーズナブルなトリートメント」よりも多少割高になりますが、体感する効果も大きいため、迷ったら一つ上のランクを試してみましょう。

◾️美容室に行く時間もお金もない…「ホームケアじゃダメなの?」

とはいえ、「美容室でやる」は時間的にも金銭的にもハードルが上がってしまいます。「ホームケアじゃダメなの?」という意見が挙がるのも当然です。

そこで、扱いやすいホームケアのトリートメントを2つご紹介します。

▼トリートメントといっても、“どの”トリートメントなの?

ですが、ドラッグストアやロフトのヘアケアコーナーを見ると、あれもトリートメント、これもトリートメント。どう使い分けるのかもよくわからないほど様々なトリートメントがあって、どれを手に取ればいいのかもよくわからないものです。

「トリートメントといっても、“どの”トリートメントなの?」

この「トリートメント、どれを手に取ればいいのか問題」は、消費者側のリテラシーが足りないことが理由ではありません。「トリートメント」の部類は呼び方が一緒で紛らわしく、とにかく消費者に伝わりにくいのです。

①お風呂で使うトリートメントは「集中ケア」が高保湿

「お風呂で使うトリートメント」は、リンス・コンディショナーの上位互換です。そのため、トリートメントの後にコンディショナーをする必要はなく、シャンプーの後はどちらかを使えば大丈夫です。

コンディショナーの代わりとして毎日使うものが多いですが、「集中ケア」系のモノであれば、システムトリートメントに近い効力があります。

「集中ケア」は数日おきの使用を推奨していることが多いです。一回の効力が高いのですが、毎日使うと「重たくなり過ぎてしまう」「髪がもったりしてしまう」などの悪影響があります。

②「洗い流さないトリートメント」を乾かす前に使う

「洗い流さないトリートメント」は、ドライヤーで乾かす前に付けることで、髪の内部に浸透してトリートメント効果が得られる、メイクの下地のようなイメージです。

セット力は無く、他のスタイリング剤と併用することもできます。乾くとベタつきもなくなり、自然な「艶感」がアップします。しっとりした手触り感の効果を感じやすく、トリートメントなので補修効果もあり、使い続ければダメージを軽減できます。

▼▼洗い流さないトリートメントの注意点▼▼

「洗い流さないトリートメント」は、そのネーミングや形状から、使い方に誤解を受けやすい製品です。

1.お風呂で使うトリートメントコンディショナーとは別物です。そもそもの用途が違うため、どちらかをつければオッケー、というものではありません。

2.洗い流さないトリートメントはオイル状のものが多いのですが、「ヘアオイル」とは別物です。仮にヘアオイルを濡れた髪に付けて乾かそうとすると、油膜が邪魔していつまでも乾きません。
また「洗い流さない〜」の表記がなくても、商品説明で「乾かす前に付けられる」と書かれている場合もあります。そちらは乾かす前に利用して構いません。

◾️これで真冬も快適になる!

いかがでしたか。
髪にも乾燥対策をして、残りの期間もマフラーぐるぐる巻きでやり過ごしましょう!

ではまた。

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