こんな人の個展です。その5
今週金曜日から始まる個展に向けて、経緯や自己紹介の投稿をしてます。
晴れて、産前産後ケアという武器も手に入れて、掛け合わせて結構最強になったんです。
実際、依頼は沢山あって、リピーターのお客様も沢山で、
必要とされる事も、サービスを認めてもらえる事も嬉しかった。
集客に困ったりしたことはなくて(これは最近気づいたんですが、愛なんです。どんな状況であろうがそこに優しさとか、思いやりとか、愛を添えてたの。)
やろうと思えばいくらでもやれて、在庫を抱えたりしないし、身一つでのサービスなので、経費もかからないし、収益は結構あって。。。
仕事をすればするほど、自ずと時間はそっちに行ってしまい、楽しいと感じる刺繍とかができる時間はなかった。(たまには刺繍したものをハンドメイドマルシェとかに出したりしてました。)
モヤモヤしてる期はまぁまぁありました。
産後ドゥーラ(産後ケア)の同期で、なにやら話を聞いたり、なんやかんや(この時の私は何もわかってなかったです。コーチング?カウンセリング?なにそれ?みたいな。)してくれる人がいそうだぞ。ということでコンタクトをとって、話を聞いてもらいました。
この時、多分、なんで生きてるの?とかなんのために?とか子どもみたいな事言ってた気がする笑
それくらい、自分の命の時間の使い方がわからなくなってたのかもしれないです。
で、その時言ってもらったのは刺繍をしたいならすればいい。って事。これ今となってはシンプルにわかるけど、その時は頭ではわかってるけど、中々行動に移せなかった。
でも間違いなく、刺繍をして表現する事の背中を押してくれたのは彼女でした。
産後ケアって、命の生の現場で、おめでたい、幸せな時間のお手伝い。。。ばかりではないんです。
ご予約いただいていたお客様の赤ちゃんがうまく育たなくて、誕生まで至らなかったケース。(キャンセルのご連絡をいただいた時、何も言葉が出てこない自分の力不足を感じました。)
誕生できても、直ぐにこの世を去ってしまうケース。(この時も自分がどうケアしてあげられるのか相当悩みました。)
こんな事を、目の当たりにすると、
赤ちゃんが生まれて育って、いくことの尊さを感じました。
自分も30数年間五体満足で、健康にいられてるのが奇跡に感じました。
純にやりたいと思うことに命の時間を費やす事の大切さを気づかせていただきました。
なるべく、針を持つ時間を増やしていったのはこの頃だとおもいます。
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