買いどきの難しいカメラ。

新機能が搭載された新製品が2〜3年ごとに出て旧機種は値段が下がる。

買い時が全然わからない...その気持ち、よくわかります。新機能を小出しにして新製品を出し続けるほうが、メーカーは買い換えてもらえてうれしいんでしょうね。

けれど不景気と他社競合で、その手法が通用しにくくなってきました。新商品の連続とスマホカメラの進歩によって、カメラ自体の売り上げが落ちてきた。こうなると自社も他社も関係なくなります。

写真はスマホカメラで済んでしまう。持ち歩きも便利。そうなるとカメラの行きつく先は「より暗い場所でも明るく撮れる大口径レンズと大型ボディ」それが一つの正解になってしまう。さらにマニアックな人向けになってしまうんですね。

車に軽自動車があるように、カメラもコンパクトなカメラがあります。スマホカメラじゃ不満だけど、本気出すほど大きなカメラも要らない。そういう層も多くいるはずですが、商品開発に成功している会社はほんのわずかに感じます。

機能は平凡だけど広告宣伝でイメージ戦略を狙う会社あり、ピント速度や正確さのように優れた機能を謳いつつイメージ向上も狙う会社あり。


そのなかで、新しい考え方をする会社も現れました。


ひんぱんに新製品を出してリニューアルするのでなく、パソコンのようにOSをアップデートすることで機能向上させていく。これなら毎度買い換えなくても、一度買えば長い間使えます。内蔵ソフトを更新すれば、型落ちになることはありません。

昔はカメラなんて10年くらい変化が無かったんですが、デジタル化して速度も容量も数年ごとに進化して...それって考えてみたらパソコンと同じなんですね。

今回アップデートは無料。この会社の方針を見守りたいと思います。


ちなみに僕はα9とα7IIIを使っています。α9を早速アップデートしました。新製品を買ったみたいに別物のよう。カメラが「あっ人だ!」気付いた瞬間、瞳が検出され追い続けます。今まで以上にストレスを感じなくなりました。

動物園にも行ったんですが、α9の動物瞳AF対応は夏頃なんですね。α7IIIは今月(2019年4月)動物瞳対応なので、アップデータが来たらさっそくやってみたいと思います。


大口径ボディとレンズで高価なシステムを発表する老舗光学カメラメーカーと、迅速正確なAFと高感度センサーの家電カメラメーカー。手頃な価格と大きさのほうが手に入れやすいし持ち運びにも便利。オリンピックまで今のカメラ業界がどうなるか楽しみです。


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ありがとうございます🌸
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伊東 和則

『イイカンジの写真教室』 序章:「見る」から「視る」へ

だれでも最初うまい写真をめざします。だけど本当に見せたいのは撮影技術じゃなく、見て感動した光景のほうじゃないでしょうか。
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