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差別と暴力から遠い場所

こんにちは。

駄菓子屋にあった、手首にペチン!とたたきつけたらクルクル巻かれる、メジャーみたいな見た目のやつの名前が分からない糸数です。
#情報求む

さて本日は「差別と暴力から遠い場所」について書きます。
別段政治思想的な内容ではなくって、あらゆる物事の発想に根付いている自分の体験談についてです。

さっそく。

20歳のときにオーストラリアへいきました。
目的は英語の学習が7割、鬱屈とした現状からの逃げ欲求が3割です。

英語への思いとしては、なんとなく「海外で生き抜くくらい話せる」というステージにいたほうがいいと分かっていました。
そのためには実際に暮らしてみるのが手っ取り早いし、20歳のガキはそれくらいヒマでした。

子どものころから将来は経営者になるだろうなぁと思っていたので、外資系への就職に有利とかいった合理的なモチベーションじゃなく「ヒマだから行こう」くらいの旅行感覚。

できればプールにずっと入れる環境がよかったので、オーストラリアにしました。
#ワインもビールもステーキも美味しそうだし

あとは大学生以降、日本での毎日の楽しみ方が分からなくて逃げた感じ。
熱意のはけ口が見当たらない若者あるあるかもしれませんね。

とにかく20歳の糸数青年は単身でオーストラリアへ渡りました。

教科書とかで「オーストラリアは親日国」「アボリジニの聖地、エアーズ・ロック」とか見ませんでした?
なんか伝統を重んじて、他民族を優しく受け入れている感じしませんか?

まぁ海外あるあるなんですが、行ってみるとゴリゴリに村社会で、日本人なんて奴隷労働者か暴力の対象か、よくて金づるくらいの存在だと言われました。

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