起業週報(8/27~)

2週目。会える人に会っていく。話しまくる。先週申請した登記があがってきて謄本をみたときは感慨深いものがあった。しかし、本当にタイミングが良くないが先日引っ越しもしたので登記を速攻変更。アホすぎる。あとは、体調が全然戻らなくて、死ぬほど反省。それでも十分ラーニングのある一週間。
知り合いから花(サボテン)も届いて何よりの励みとなる。

VCとの議論:調達の考え方

いざ、調達どうするの?と聞かれても全くよくわかってない状態。ひとまず会えるVCの人に会って話を聞いてみる。これは今後も続く。調べても個別の話なので具体の話は、なかなか出てこない。自分たちが今考えてる類いのプロダクトだとどうなのか?どういうバリュエーションで、調達の登り方・ロードマップがありえるのか?ざっと説明してみて何が引っかかりそうか?を聞いてみる。シード、プレシリーズA、シリーズAでどういう時間軸、何があるといいのか、どこで苦しむパターンが多いのか、など一般的な見方を聞けたのが非常に、非常によかった。VCの人たちはもちろん多様な事例も知っているから、心強い人も多い。一緒にやれたらいいパートナーが多い一方で、安易に受け入れすぎてはいけないということをいう人もいる。不可逆だからこそ、ギリギリとバランス見極める必要がある。

創業融資

日本政策金融公庫の融資制度はみておいた方がいい。いろんな制度があるので一概に言えないけど、ざっくりはちゃんと事業計画を通せれば、無担保・無保証で一定規模の金額(1000~2000万円)も借りることができる。経営力強化資金とか資本性ローンとか色々あるが、まずはそこから融資を得るべきだと考えて調べる。

聞いてみると、やっぱり最初にここをトライする企業は多そう。かつ税理士や公認会計士の力を使うとめちゃめちゃスムーズに行くパターンもあるらしい(代わりに数%は支払う)。少し考えたが一旦は見よう見まねで独力でいくことにした。幸い、いろんな事例を知れたので大いに助かっている。うまく行くと良いが・・・

メンターとの議論

勝手に僕がメンターだと思ってる人がいる。金曜夜にサクッと飯食えることになって色々議論、相談できた。かなり学びになった。
- Sell before build:つくる前に売る。これは時間軸の話とフィードバックの価値の話と2つある。作ってから売るは遅い。かつ、お金(出資や発注)が動かないと何も真剣なフィードバックは引き出せない。みんなの適当な「いいね」を鵜呑みにしないこと。そして、売る気でぶつからないと意味ない時間になるということ
- まず動くこと:運動量がラーニングになり、精度をあげる。考えすぎてもキリがない。ある程度決めた上でひたすらクライアントやユーザー候補の間を走りまくる。それがラーニングになり、経営者としても、プロダクトの精度としてもあがっていく。まず動くこと
- 受託から始めていい:すぐ調達に走り過ぎないでいい。キャッシュフローを回すことがすごく大事

銀行口座開設

銀行口座を作らないといけないので、担当してもらっているというか顧問の公認会計士の先生にお願い。こういうのはもうお願いしないとルートもわからないし、どこがいいのかもさっぱりわからない。三井住友とみずほとどっちも進めることにした。

コーポレートカード

アメックスのコーポレートカード営業の人がとりあえず行くからと知り合いから連絡を受けたので、受け身そのままにつくることに。本人確認と会社の存在がちゃんと確認できたら速攻作れるようです(必要なら紹介できます、いつでも)。便利だなと思う一方、最初は50万円程度の限度額だし、とはいえ年間利用料もかかる。テンポよく限度額があがらないと結局使いにくいと思う一方、そんだけ使えるように成長しとかないとですね。

業務委託採用

縁があり、幸いすぐに1人目の業務委託採用が決まった。そこからだんだん冷静になるが、業務委託契約も必要だし、毎月一定金額はさらに出費が増えることになる。創業メンバーだけだと一定期間は給与なしで大したバーンも考えなくてよかったが、会社を創る、動いていくというのはそういうことである。契約書を弁護士の先生にレビューしてもらう。

今週面白かった記事

Startup finance 2018 完全版 (775 page)

量が多すぎるけど、それこそ創業前夜から読むべき資料。まさに知りたかったことや聞いてきたことの復習にもなり非常に勉強になった。

スタートアップが運をコントロールする方法

「運」ではなく「挑戦回数」をコントロールすること。負けなければ、勝つまでやれれば勝つ。あとは、そこまでの時間軸に耐えられるメンバー、周りの信用や期待ですね。

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