起業週報(6/3~)

停滞と進化。

先週からちょっと停滞感を感じていた。こういうことなんだっけな〜、と不安がまだ残っていた。力技ではいけないということ。

営業資料が停滞気味だったので、気合いを入れて一気に直す。自分はたんにZuoraっぽいことをやりたいわけでは全くないんだよなーと、そこの言語化はもっとできるなと思ったので着手。なんとか時間をかけながら仕上げられた。早速それベースでまた提案・営業に行くと、全然反応や議論が変わってくることに気付いた。すごく、面白く、また、多分想像してる10%-20%くらいしか伝わってないことってたくさんあるんだなという当たり前のことを思い出し反省する。繰り返すこと、精緻にし続けること。

10年ぶりに同じクラスの友人がSaaS系ベンチャーのCFOをやってるのであったり、いろんな縁でどんどんお客さん候補をつないでいただいて。人の縁には感謝すること。

オフィスにまたエンジニアの方がお越し下さって、興味を持って少しサポートいただけることに。一人一人がScalebaseに結果的に意味を自ら持ってきて関わってくれて、すごいことだねえ。気付いたら本当にたくさんの人が関わるプロダクトになってきた。嬉しく、緊張する。

拙い出発点は、優秀なエンジニア・デザイナーとプロダクトドリヴンで役に立つソフトウェアを作っていきたいということ。そして、それを生み出す自律的な組織を生み出すこと。自分はエンジニア・デザイナーではないけど、そういう事業がやりたいと思ってしまったのだからしょうがないし、組織に興味があるんだから止めもできない。役に立つソフトウェアは、一つは企業や個人の活動に資する、貢献するものだろう。自分たちはその一角をやっていく。やらなくていいこと、めんどくさいことを外部化していく。

「役に立つ」「意味のある」についてはこの記事が本当に面白かった。自分の中でいう無色透明と、匂いがある、にも近い言葉なのかな。「意味のある」組織を作りたい。「意味がある」事業を支える「役に立ち、意味のある」ソフトウェアでありたい。

真正面からの経済合理的な競争に意味は少なく、言語化できないものが強度、強みになっていくということがカラダだけでなく論理でも理解できるようになってきた。

今週はポエム気味。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?