ChromeOSどうよ?って話

株式会社favyで情報システムを担当してます。滝澤です。
弊社のPC環境について、特にChromeOSを最前線で使ってるぜ!!みたいなことを紹介しながら書いていきます。

ChromeOSとの出会い

2015年にインターンとしてfavyに来て初めてChromeOSを触りました。ネットブックって話は聞いていたけど正直どうよ?っていうのがそれまでのイメージで、当時大学生だった私はmacを持っていて、OfficeもAdobeも使っていたのでネットブックについては存在を知っている程度の知識でした。

思い返せばネットブックが世間に爆誕した頃、(wikiによると2007年頃だそう)当時中学生だった滝澤少年はこんなことを思ってました。

ソフトをインストールする必要もないし、データがインターネット上にあればHDD要らないじゃん!!つまりネットに繋がる機能だけあればいいんじゃん!超すげー未来ぱねー と

時は流れ2015年、そんな未来は"ほぼ"現実となり
私は忘れかけていた”未来”と再会したのです。

そして2018年

ここからが本題ですが、今の社内のOS勢力図です。(2018年9月集計)

圧倒的にChromeOSを使っています。
逆に使ってないとこドコよ?というと会計ソフトがWindows対応しかない経理部や、主にAdobe製品を使用するクリエイティブチーム、そしてエンジニアチームはmacOSを使っています。

Windowsやmacの使用は必要部署だけで、可能な限りChrome OSを増やしていっている感じです。

じゃあなぜChromeOS?

"クラウドでの作業により会社全体としての生産性があがるから" です。

実際オンラインで仕事をしてみるとそれまで、抱いていたイメージ以上に困らないといった印象を持ちます。GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートといったオフィススイートは共同編集が便利!
GoogleDriveの利用によりファイルの共有も容易!
このあたりは他の人が書いてくださっているので割愛します。

弊社の場合、ローカルで作業しなければならない人は多くなかったんです。もうほぼSaaSでしょこの時代

情シス側でのメリットは?

ウイルス対策がほぼ不要
https://www.google.com/intl/ja_jp/chromebook/about/
GoogleのHPにもありますが、ウイルス対策ソフト等が必要なくなります。

故障に強い
これは非常に大きいと思うんですが、データそのものがクラウドにあるので調子が悪ければ初期化、故障時は端末ごとまるごと交換が容易にできるんです。管理側とユーザー双方にとって大きなメリットです。

調達コストが比較的安い
コレはちょっと微妙なところで”比較的”です。どうしてもビジネス用途ですとそれなりのスペックが必要となりCPUやメモリといったところで本体価格自体は比較的高額になりがちです。

もちろんデメリットも

"やっぱりまだまだメインとして既存のOSと置き換わる存在ではない" です。

・Googleスプレッドシートで大量のデータを扱うことは現実的ではありません。
・動画編集といったサイズの大きいファイルは扱えないです。
・CSVやZIPの扱いにクセがあります。 etc...

使っている機種の紹介

部署により重視するポイントが異なるのでそれぞれにあったスペックで選定しています。

営業部では「ASUS Chromebook Flip C302CA」を使ってます。モバイル重視
https://www.asus.com/jp/Laptops/ASUS-Chromebook-Flip-C302CA/

編集部はスペック重視
https://www.acer.com/ac/en/US/content/professional-series/acerchromebook14forwork

コンタクトセンターでは"超"スペック重視
https://www.asus.com/us/Chrome-Devices/ASUS-Chromebox-3/

最後に

まだまだChromeOSを導入している企業が少なく、ネットを探してもあまり情報がないのが現状です。できるだけ多くの情報発信をしていきたいと思うのでAdvent Calendar 2018のテーマに選んでみました。モダンな情シスの会

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