見出し画像

【大人】ムカつきすぎて泣くこともある


こんばんは、Janeです✌︎


気づけば25歳。


高校生の頃に想像していた25歳は気持ちに余裕があって仕事も恋愛も両立し、美味しいものを食べながら女子会をする…

現実は少し違う。

確かに美味しいものは食べてる、高校生に比べれば。

でも気持ちに余裕なんてない。

年齢に対するイメージが私を含む世の中の人の中には出来上がってしまってると、この歳になって痛感することが多い。

そう感じた1つの出来事を話します。


私には10年以上の付き合いになる、親友が3人いる。バラバラな仕事に就いたけど、会うと出会った頃のようにくだらない事で永遠に笑える友達。

カラオケに行ってもお喋りに夢中で気づけば歌うことを忘れるような友達。


そんな仲良し4人組のうちの1人、Mちゃんが結婚することになった。

相手は私達4人組の同級生。

結婚式は同窓会確定。

そして光栄なことに余興を頼まれた。

踊ることが大好きな私達は新婦に関わった方に踊ってもらった映像を「恋ダンス」のように編集し繋ぎ合わせる映像を作った。

最後の大サビでは私達3人と新郎がサプライズでその場で踊る流れとなった。ご両親からのインタビューも合わせるとトータルで大体10分ほどの内容だった。新郎からの要望通りに進んでいた。

仲良し4人組の記念すべき既婚者第一号となるMのために私達は張り切って準備をした。

3人共休みがバラバラな為、仕事終わりに夜な夜な打ち合わせを繰り返した。もちろん新郎とも…


結婚式が1ヶ月後に迫ったある日新郎から

「余興の持ち時間は5分になるかも。」

とLINEがきた。


…4ヶ月ほどかけてやっと10分におさめたものを半分にしてだと!?

気の強い女3人はすぐに新郎へ電話。

5分で確定なのか聞くものの、それすら「わからない」と。

「プランナーさんから返信がこない。」と。

1ヶ月切っているのにわからないってどういうこと!?状態だったが、前職の関係でプランナーさんも相当忙しいのを知っていたので、いつ持ち時間が確定するのかを知りたいとだけ伝えた。



結婚式が20日後に迫った日。

新郎に催促すると「多分10分で大丈夫。」

…多分!!?

この瞬間メンバーのAのイライラが限界をむかえた。


以前、新郎は余興の打ち合わせの日に友人と飲んでいてバックレたことがある。

そして、謝らなかった。

今回も「多分10分で大丈夫。」の一言だけで相手への気遣いが感じられなかった。


Aは怒って新郎へ電話した。

けれど悪気がない新郎にAの思いは伝わらなかった。

その後、Aは私のもとへ泣きながら電話をしてきた。

「Mのために良い式にできるように手伝いたいのにわかってくれない。自分でもうまく思ってることを伝えられなかった。悔しい。」と。


25歳の社会人が人間関係でこんなに泣くなんて昔の私は想像していなかった。


みんなそれぞれ社会人として問題なく働いているが、人との付き合い方は例え大人になろうとも難しい。

思っていることを押し殺す術は身につけたけど、素直な気持ちを言葉にする技術は高校生の頃からほとんど変わってない。


結果的に私が仲裁に入り、Aの気持ちを伝えた。

いつまで経っても言いたいことってうまく伝えられないよね。って新郎と話しながら。

その後、Aと新郎は無事仲直りした。


大人になると謝ることも感謝することも簡単にはできなくなって、自分の中の正しいという”芯”が頑固になりすぎてしまったみたい。



大人って思っているよりも情けないなって感じた。



Jane.a