見出し画像

小山田壮平弾き語りツアー2023

※めちゃくちゃセトリバレしてます

11月8日、小山田壮平弾き語りツアーに行った。

チケットは先行で3回粘ったけど全部外れ、リマインダーまでかけて一般に挑んたけれど当たり前のように押し負けて取れなかった。ここまで外れるの初めてでなんで、、?って思ってたけど恵比寿ザ・ガーデンホール、キャパ732とかなのね、そりゃ取れないか、にしてもここまで取れないことないよなとずっと思っていた。今回あまりにもキャパが小さい、岩手とか岩手県公会堂21号室(キャパ72人)みたいな小ささだぞ、、。

当日券が出ることにかけていたけれど他の会場は大阪ですら当日券なし、一応予定を空けていたけれど途中でどうしても外せない予定が入り夜は空いているけれど16時くらいまでは所沢にいるというめちゃくちゃな日程になり完全に諦めてた。なんなら存在を忘れかけてた。

でも当日、予定が1時間早く終わり寄り道しながら帰るか〜と思っていた電車の中でTwitterを見ていたら当日券発売のお知らせを見つけた。しかも15時スタート、会場での販売じゃなくてネット販売。3度見し、急いでURLをあけ、もう既に終わっているイープラスの先行のボタンを連打するミスをし、間違えたと思って急いで戻って当日券販売のURLを押し、震える手でクレカを入力した。そしてめちゃくちゃ運のいいことに当日券が取れてしまった。

前回バンドツアーの当日券を買いに渋谷に走った時は家族で餃子パーティーをする約束をしていて(言い出しっぺは私)めちゃくちゃ謝りながら行ったんだけどこの日もこの日で忙しいおばに代わりお風呂掃除とホイル焼きにネギを入れて焼く役を引き受けていたのでまた大謝罪大会をLINEで開いた。なんとか許してもらえてよかった。

爆速で家に帰り、お風呂掃除をし、ホイル焼きにネギをセットし祖父に焼き方を説明し、スーツを脱いで急いで着替えてメイクを直して恵比寿に駆け出した。

ホールに着いたのがちょうど18時くらい、当日券の引き換え開始と同時くらいだった。関係者受付と当日券引き換えが同じテーブルだった。私と同時に来たお兄さんは関係者だったらしく、名乗ったら「いつもお世話になっております〜」って受付のお姉さんから言われてた。小山田さんの関係者っていいな。当日券は私+3人くらいで締め切られてて、全部で15人くらいだった。本当にあまりにもラッキーすぎた。


小山田さんのライブなら絶対座ってゆっくり聞けると分かっていたのでドリンクの引き換えはお酒にした。ベロベロックンローラーとかベンガルトラとウィスキーとかお酒にまつわる曲が多いのと多忙を極めてずっとお酒を飲まずにいたからどうしても飲みたくなって。ハイボールがあったからそれと引き換えようかとも思ったけれどあまりにベロベロになって途中退席とかしたらもったいなさすぎるのでレモンサワーにした。

ライブが始まる前にベロベロになったら終わりなので(Homecomingsのライブの時はベロベロになってしまった)冷たいお酒を握りしめながら1時間待機した。SEでハンバードハンバードが流れたりくるりが流れたりした。くるりのロックンロールのイントロ、何回聞いてもわくわくしちゃう。いつかくるりのバンド組んだらやりたいな。フジファブリック×くるりの対バンアンコールのロックンロールとandymoriのロックンロールを思い出していた。どれも最高のロックンロール。


1曲目は「君の愛する歌」だった。小山田さんが歩いて出てくるのを見るだけでもときめいちゃうくらい最近大好きなんだけど、いきなり「君の愛する歌を歌いたい」なんて歌われちゃったもんだから私の愛する歌をたくさん歌ってください、、と思っていた。THE TRAVELING LIFEのアルバムの中でも好きな曲の上位になる曲だから嬉しかった。

2曲目は「空は藍色」。前は日比谷の小音楽堂で聞いたんだけど、その時はまだ小山田さんのソロ曲かandymori曲かすらわかってなかったの信じられない。andymoriのアルバムのバンド編成もいいけど弾き語りすごく合っていると思う。

3曲目は「ゆうちゃん」。初めて行った小山田壮平バンドツアーで聞いて一瞬で気に入った曲。ゆうちゃんって名前に生まれたかった。この歌好きだからマスクがあるのをいいことにずーっとニコニコしながら聞いてた。

4曲目は「時をかけるメロディー」だった。もう三回連続聞けてる。全然音源化されなくてあの綺麗な綺麗なハミングをライブでしか聞けないのか、、と思っていたけれど次のアルバム名が「時をかけるメロディー」だったのでやっといつでもあのハミングを聞けるようになる。嬉しい。今回もものすごく優しくて綺麗なハミングだった。

5曲目は「サイン」。「かわいい人よ 愛しい人よ」を最後ずっと歌い続けてて本当に良かった。最後の「よ」の力の抜き方が綺麗。裏声の時と地声の時があってどっちも好きだった。「忘れないでいてね」の「ね」の声の出し方も好き。

6曲目は「Sunrise&Sunset」だった。これもバンドツアーに続き2回目。バンド編成もいいけど弾き語りもいい。みんな左右に揺れてて良かった。「遠い遠い昔からある花に 名前をつけて笑い合おうよ」っていう歌詞がよすぎる。クラブナイトと並んでAメロの頭で完全に持っていかれる曲だと思う。私も遠い遠い昔からある花に名前をつけて笑い合いたい〜〜ってずっと思ってる。

7曲目が「君に届かないメッセージ」だった。その日早寝してしまったので起きてから配信開始されたのを知ったんだけど聞けていなくて所沢から帰る電車の中で初めて聞いた。イントロの感じ?Aメロのカッティング?がちょっと空は藍色に似ている気がする。すぐに生で聞けて嬉しかったな。

8曲目は「スライディングギター」だった。最近井の頭公園に行くと「ゆらゆらしながら〜星のない夜に〜たどり着いた〜いのっかしっら公園で〜」って歌ってる気がする。武蔵関公園も行きたいな。

9曲目は「everything is my guitar」だった。ここまでだいたい1回は生で聴いたことのある曲だし、ソロ曲が多かったからイントロで大体「ああ、あの曲ね〜」となっていたんだけど初めて生で聴いたのでイントロのコードを聞いた時なんだっけこの歌、、?となっていた。そして「西通りを過ぎれば憂鬱を〜」って歌い始めたので思わず姿勢を正してしまった。このライブの前の週末にサークルの学祭でこの曲を聴き、andymoriが好きという後輩とありえないほど飛び跳ねて聞いてたから「ついに生で聞けてしまった、、」と思った。もう1回福岡に行けるのならば絶対everything is my guitarごっこをしに西通りと桜坂に行きます。3月に福岡に行ってたの惜しすぎる。もうandymoriは知っていたのに、なんなら小山田壮平の声がよすぎる、、となっていたのにまだ「ファンファーレと熱狂」しか聞いていなかった。
あとCDより「everything」の発音が良すぎてときめいていた。小山田さんのthの発音大好き。「僕のギターを聞いてくれよ」って歌う小山田さんを見て「あなたのギターを聞いていますよ」みたいなことを思っていたんだけど同じことをツイートしてる人を見つけてちょっと安心した。私のうちにも「部屋の隅で埃をかぶってた」ギターがあるんだけどこのギターもeverything is my guitarにもなりうるんだなと思った。毎朝聴きながらメイクしてるから泣くかと思ったけどお酒も回ってきてずっとにこにこするターンになっていたのでルンルンで聞いてた。

10曲目は「雨の散歩道」だった。日比谷の雨が降りそうな中で聞いた雨の散歩道がやっぱり1番だけどいい曲。この曲は5.6弦の音がよく響く印象があるんだけどそれが力強くていい。

11曲目は「スランプは底なし」。これもバンドツアーで初めて聞いて一瞬で好きになった曲。「新しいやり方 見つけなきゃ 幸せは空から 降ってこない」って言われたらそうだよな頑張ろうと思うし、でもスランプは底なしで、、というのがすごくいい。私だけじゃないなって安心する。「ぼそぼそ力なく歌ってる 遠ざかる街の灯に泣けてくる」のところの強弱の付け方も何回聞いてもドキドキする。

12曲目は「ベースマン」。日比谷に続きベースマン不在のベースマンだった。あの最強ベースマンがいる時にベースマンを聞ける日は来るのだろうか。あのベースライン大好きだから聞きたいな。あと多分小山田さんのくせであろう左右を見ながら歌う姿をまた見れて嬉しかったんだけど「行こうぜベースマン」って言って左を見ても誰もいないの、ちょっとだけ笑ってしまった。それがまたいいんだけど。こないだアド街で早稲田特集をしていて学生会館が出てきてうわーー!!となった。ベースマンを聞くとほんとうに早稲田行きたかったな、、と思う。受けてすらないんだけど。私も学生会館使いたかったよーー。私にとっての学生会館はサ棟か。忍び込んだ夜の星はないにしてもスマブラとかがそういう記憶になるのだろうか。スマブラ全然やってないけど。またこの曲を聞けたことで小山田さんに私の大好きな声で私の名前を呼んでもらえたので幸せでした。今回は泣かずに聞けた!!

13曲目は「メアリージェーン」、ALの曲だった。ALは何かのMVを見たことはあったけれどそれ以上聞いたことはなくてメアリージェーンも今回が初めてだった。ここでもeverything’s gonna be alrightって歌詞がたくさん出てきたんだけど、やっぱりeverythingのthの発音が良くて大好きだった。アウトロ、一生続いて欲しいなと思った。
ライブの後ALを改めて聞いてみたんだけどこれもこれですごくタイプな音楽だった。まあ何より小山田さんの声がいいんだけどジーニーで連呼されてた知之さんが歌っているというのがよかった。ジーニーを初めて聞いた時に「なんで知之、、?誰だ知之、、?」と思ったんだけどちゃんと答え合わせされてて面白い。2人ともすごくいい声だし、ハンアンコタのMV楽しそうですごく良かった。今のところALのお気に入りはハンアンコタとHAPPY BIRTHDAYとさよならジージョです。有名どころだらけか。

14曲目は「汽笛」。多分初めて聞いた。次のアルバムに入るらしいのでもう1回聞くのが楽しみ。

15曲目が大好きな「グロリアス軽トラ」だった。歌の前のMCで上海でライブした時にスタッフの人(?)から「スイカは盗まなくていいですよ、安いから」って言われたって話をしてて笑った。隣の人がそのライブに行っていた人みたいでちょっと聞こえた独り言からそのライブの良さがひしひしと感じられた。安いから盗まないでって言われて「別にそういうわけじゃないのにな〜」って言ってる小山田さんの笑顔すごく良かったな。そしてグロリアス軽トラが始まった。私が初めて聞いた時は2サビラストが「所沢の空の下」→「渋谷の空の下」で、ライブアルバムにあったのと同じで感動してた。けど私が一番好きなグロリアス軽トラはYouTubeのLIQUIDROOMのグロリアス軽トラで「恵比寿の空の下」になっているもの。今回も恵比寿でライブすることが発表されてから外れる度に「いいなあ当たった人はきっと恵比寿の空の下〜が聞けるんだろうなぁ」って思ってたから今回聞けて本当に良かった。「恵比寿の空の下〜」ってちょっといたずらっ子っぽい笑顔で歌った瞬間、みんな手を挙げたり歓声を上げたりしてて、W列から見ていて本当に良かったって思った。渋谷の時も当日券で3階の最前だったから1階の人達が手を挙げてるの見えて幸せだったな。大好きな歌、おんなじように楽しんでいる人の姿が見えるから後ろの方の席もなかなかいいのかもしれない。


渋谷の空の下


恵比寿の空の下
2番の「色はシルバー」の「バー」の発音とその時の表情、2サビはいる瞬間の前髪の揺れで一瞬でandymori沼に落ちた

16曲目は「Life Is Party」だった。2度目。andymoriのラストライブで「10年経ったら旅に出よう」と歌ってからもうすぐ10年が経つらしい。もちろんラストライブの時にandymoriを知っていた訳ないんだけど(当時はファンモンとかGReeeeNを聞いていた)、中一でもう記憶がはっきりある時期なのが悔しすぎる。志村さんが亡くなった時なんて小2だから志村さんのロッキン、、とか思っても諦めがつくけど中一でもう音楽をそれなりに聞くようになっていたと思うと、、。けどこの歌、何回も聞けて嬉しいな。明るいような、けど絶望が歌われているような、なんとも言えない気分になるけれど優しい曲で大好き。

17曲目は「夕暮れのハイ」だった。バンドツアーの時にも聞いているみたいだけど、当時ソロ曲をほぼ知らずに聞きに行った上に1曲目だったので「小山田さんって生きてるんだ、、ほんとに力強くて太い声なんだ、、」って思った記憶しかなかった。今は口ずさめるくらい聞いてておもしろい。ここら辺からはかなり酔っ払っててニコニコしてるのとまだあの曲とあの曲聴いてないから帰れないぞ、、と思っていた記憶が強い。

18曲目は「ローヌの岸辺」。イントロのアルペジオからずーっと優しい。「ローヌの岸辺」の「べ」の音の消え方が綺麗。バンドツアーと日比谷音楽祭ではやってなかったから初めて生で聞けたらしい。

19曲目は「恋はマーブルの海へ」だった。ソロ曲で初めて聞いて一瞬で好きになった。毎ライブ聞けてて嬉しい。バンドツアーの時もカラフルでキラキラしてたけど今回も照明が良かった。というか全体通して照明良かった。ホールの照明素敵。不思議な光がでてた。この歌の中にも私の名前が出てくるのでまたドキドキしながら聞いてた。好きな声で名前呼ばれてすぐ喜んじゃうのチョロすぎてやめたいけどこの名前をつけてもらった特権だと思ってる。あとこれ、2021年1月7日に配信されたらしい。最強のお誕生日プレゼントだったな当時知らなかったけど。ハーモニカの音も大好き。小山田さんのギターもハーモニカもものすごく綺麗だし弾きながら吹けるって本当にどういう事なんだってずっと思ってる。「枯れていってしまう花に触れたいと願った時」の「き」の上り方とか「溶けていく雫」の「く」の伸ばす音の変化とか何度聴いても惚れ惚れしてしまう。フジファブリックの記念写真の「僕は知っている」の「る」と同じ匂いを感じる(?)

20曲目は「アルティッチョの夜」だった。バンドツアーの当日券を買いに走っていた時渋谷に着くまでに聞いていた曲。この「ああ」の声と同じような声をそこら辺の人が出してたら「ん??」って思うだろうに小山田さんだとうわーーーってなってしまう、チョロい。小山田さんの歌って個人名出る割合結構高くない??これもじゅんやさんが出てくる。どなたなんだろう。「心にああ 隙ができて愛になった」という歌詞が好きです。分かるようでわからないけど。

21曲目は「1984」、本編ラスト。andymoriを知ったきっかけ、初めて行ったバンドツアーでも聞けたから2回目。これはやっぱり私はハーモニカバージョンが好き。ライブを通して思ってたけどギター一本に1人で歌ってる音量、音の厚みじゃなかった。あと3人くらいいるんですって言われても納得するくらいの音の厚みだった。最後の「ファンファーレと熱狂 赤い太陽」のところ、裏声で小さく消えそうな感じの時もものすごく力強く叫んでいる時も好きだしその差がすごくいい。


ここで本編は終わりだった。酔っ払っても全然泣けないので、なんならニコニコしちゃうのでここまで好きな曲続きでも泣かない自分にびっくりしていた。というよりちょっと泣きたかった、泣いた方がすっきりするから。涙活にライブを使うのはちょっと違うと思いつつ、フジファブリックのライブもここ3連続で泣いてなかったので私はライブで泣けない人になった、、?相当疲れてる、、?とか思ってた。

アンコール、差し入れのビールをちょっと飲んだ小山田さんが出てきた。

アンコール1曲目は「16」。もう聞くのは三回目でここまで2回とも「実習を思い出す」みたいな感想を書いていたんだけど今回は違うことを書く。
サビで歌詞が飛んだのか演奏がストップし、小山田さんは「これはやり直しだよ〜」と笑っていた。やり直してくれるのか、、!と思いつつ、「何回もやってるから違うことを考えちゃう」みたいなことを言っていて、何を思ったんだろうなとちょっと気になった。そしてサビを歌わせてくれた。

16のリズムで空をいく 優しくなれない性格で
全然違うことを考えながら 優しいんだねって嘘をつくのさ

16/andymori

16のリズムで空をいく 昔の誰かに電話して
貰った花をまた枯らしながら 今度呑もうねと嘘をつくのさ

16/andymori

祈りを込めて歌うように 神様に会いに行くように
16のリズムで空をいく 明日もずっと空をいくのさ

16/andymori

ここまで何回聞いても「実習が〜」みたいな感想を書いてたとおり、特別好きな曲と言うわけではなかった。けれどサビをみんなで歌ったことで、正直に言えばちょっとうろ覚えだったけれど大好きな歌になった。うろ覚えだったおかげで一瞬他の人の声を聞くターンができて、こんなにたくさんの人がいつもだったら私がひとりで聞いている曲を歌っていて、その歌を作った人はマイクからちょっと離れてにこにこしながら歌っているのが見えて、という最高に幸せな時間になった。上に引用で書いてる2つ目の歌詞、「昔の誰かに電話して 貰った花をまた枯らしながら今度呑もうねと嘘をつくのさ」っていう歌詞はずっと好きだったけどもっと好きになった。

2曲目は「Peace」だった。everything is my guitarの時と同様、イントロのコードだけじゃわかんなくてなんだっけこれってなったんだけどちょっとしてからPeaceだ!!って気づいて心臓が止まりかけた。


大好きなCDをかけて あの頃に帰ろう
まだ恐れも知らなかった 無邪気なあのころに

Peace/andymori

で気づいたらボロボロ泣いてた。
サビの

本当の心 本当の気持ち
本当の心 本当の気持ち

Peace/andymori

でまた泣き、

こんな儚い世界の中に信じた歌がある
こんな儚い世界の中に信じた人がいる

Peace/andymori

でまた泣いた。この曲こんなに泣く曲だっけ、、?何かでソロでライブしていた時に(多分福岡のPARCO)、Peaceをやったというのは聞いていたので「お、ここでもやってくれるんだ」くらいの気持ちで聴き始めたのに。私の信じた小山田さんの歌を小山田さんが歌っているのを生で聞けるのは改めて奇跡かもしれないと思った。

最後は念願の「投げKISSをあげるよ」だった。日比谷音楽祭の時は時間オーバーで聞けなかったから投げKISSをあげるよ亡霊を名乗っていたんだけど、ついに聞けた。中国のライブの映像を実習に行くまでの電車で見ていた時、辛うじて聞き取れる我と你を聞き取っては喜んでいたんだけど、ついに聞けた。

1番Aメロの

大丈夫ですよ 心配ないですよ

投げKISSをあげるよ/andymori

でもう前が見えないくらい泣いてしまって、同じフレーズが来る度に泣いていた。

なんにも考えなくていいよ 投げKISSをあげるよ
銀河の果てでさまよう君に 投げKISSをあげるんた

投げKISSをあげるよ/andymori

って本当にいい歌詞、何かあった日に刺さる。

携帯電話と財布をおっことしたら流石に大丈夫じゃないと思うけどそういうところも好き。

大丈夫ですよ 問題ないですよ
昨日のこともさっきのことも 全部全部忘れても

投げKISSをあげるよ/andymori

って、フジファブリックのクロニクルの

気にしないで 今日のことは
いつか時が忘れさせるよ

クロニクル/フジファブリック

とすごく似ている気がする。小山田さんは忘れていいよ、志村さんはいつか忘れられるよでちょっと違うけど。クロニクルはフジファブリックの中でも1番好きな曲だからそりゃ投げKISSをあげるよも刺さるか。誰かが書いてたけどandymoriのアルバムの最後の1曲は神曲しかない。
曲のアウトロの「ラ〜ラララララ〜」のところ、andymoriのライブCDだと地声なんだけど、ソロは最後の「ラ」の力が抜けるタイプの優しい歌い方で、それが本当に本当に良かった。地声も好きなんだけど、力の抜き方がものすごくいい。これずっと言っている気がするけど。

そんなこんなで酔っ払って顔は真っ赤、アンコールの怒涛のandymoriの暴力で目も真っ赤みたいな状態で退場した。最後の最後で畳み掛けてくる感じ、完全に反則技だと思う。

今回、本当に運が良かった。全てが上手く噛み合って偶然チケットが取れた。もう絶対行けないと思っていたけれど。あ、でもちょっと行けることにかけて東京のライブが終わるまでセトリは見ないことにしてた。見なくて大正解だったな我慢して偉いぞ私。全部外れたことで弾き語りツアーは諦めて対バンも取っていたので11月は2度も小山田さんに会えるらしい。小山田さんのライブは本当に、近くで見れなくても同じ空間にいられるだけで幸せです。行けたことに価値があると思っている。


1曲ずつ感想書いてたらとんでもない長さになった。完全に危ないオタクみたいになっている気がするな。ここまでで8700字くらいです。私の卒論、今3800字。こんなに文字かけるんならそつろんも早く書いておしまいなという気持ち。明日も卒論のことで朝がめーっちゃ早いのでもう寝るけれど1週間経っても余韻ひたひた、いい気分です。おやすみなさい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?