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人生楽ありゃ、苦もあるさ

都市経営プロフェッショナルスクール修了式(全国版)


3/2(土)〜3/3(日)@熊本市現代美術館

土曜日の朝6時、雪の富山を出発。

今年度の同時期に受講した都市経営プロフェッショナルスクールの全国の仲間の最終プレゼンを拝聴するためにに、いざ熊本へ!
(ちなみに私は2年受講するので、まだ半分終わったとこ)

8月の東京(この時はオンライン)、11月の岩手県オガール、そして今回の3月が最後。

どの人のプレゼンも秋から格段に確度が上がってて、すごい進捗してる!
そして、定例ミーティングの効果かプレゼンが仕上がってる。
ちゃんとこの先のスケジュールが入っていて、事業費の試算も入ってて。
だからこそ、講師陣のアドバイスが具体的。

唯一ダメ出しされるとしたら、『ビジョンが見えない』
『行政がどんな方針で、そこをどんな場所にしたいか伝わらない』

と言われていたことだと私は思って聞いていました。
それは、全くそのまま自分にも当てはまるからm(__)m

自分の事業を考えても、本当に『ジブンの』事業になっているか!?
エリアが大きいからって諦めて?、ビジョンは誰かが決めてくれるんじゃないか、って思ってないか!?

誰も決めないんだったら、自分が思うビジョンで未来を描いていくしかないじゃん。
それにしては、まだまたま深掘りが浅すぎる。
表面5ミリくらいしか触ってないんじゃないかと反省しながら見てました。

その後、最後に講師陣にいただいたアドバイスは、『ジブンゴトとしての熱量が足りない』ということ。

どうやってもやりたい!って、ほんとにちゃんと自分思ってるか!?って、自問自答する時間でした。

その後、懇親会へ。

ちなみに来春から、私の所属する公共施設マネジメント推進班が、『課』になります。
今までは『班』として、二人でやってたけど、これから『課』になるから、きっと人も増えるんだろう、と若干の期待…⭐︎

そのとき西田さんと一緒になって。
公共FMほんとにやるんだったら、お金も握らなきゃダメだよ、って。
そう、津山市の川口さんたちがやってるFM基金みたいなものを。ちゃんと効果が出たものを積み立てて、別のFMに回していく仕組みを。
そうだよなぁ、、、お金、、、。

そんなこんなで熊本のご飯が美味しすぎな飲み過ぎ、食べ過ぎのプロスクール修了式のあとは。

シークルーズに学ぶ民間主導のエリア再生

3月3日(日)~3月4日(月)@シークルーズグランピング熊本天草
熊本県上天草市松島町合津

木下さんや竹内さん、熊さん、洞口さんの講師陣と一緒にシークルーズに学ぶ民間主導のエリア再生を実現している瀬崎さん(パブリックマインドを持った民間事業者)の事業の熊本県上天草市へ。

行政の補助金を一切使わずに、民間主導で航路を使った公共交通を実現。
もともと公共交通として行政がやっていたが、人口減少やコロナ禍でどんどん人が減り、でも自分たちでは打つ手は全くなんにも考えない…

このままでは、まちが死んでしまう!
だけど、「地元の人のための公共交通」として、航路をこれ以上続けることはできない。(行政も手当しない)
だったら、観光として振り切った「航路」にしよう!というもの。

せっかく事業がうまくいきだした頃合いにコロナ禍となり、一時期は、
経営も非常に危なかったけれど、相当の覚悟で(本気の本気!)その危機を乗り切る。

瀬崎さんの事業のポイントは
①海のビューにこだわる(王道を守る)
②民間主導の事業。行政が圧倒的なサポート役に。
③瀬崎さんがやっていく事業の中で開発していったところは、もともと失敗したところ。
④デザイン重視、女性や若者が来たくなる仕掛け
⑤広く浅くではなく、一転集中投資!!!逃げずに「まずはこの場所で」
しかも、そのほとんどの事業の実施主体が地元民間企業という素晴らしさ。

その実際の場所に船で出かけ、泊まり、食べて、飲んで。
いつもよりも数が多かったという、100頭以上のイルカにも出会うことができるツアー、という名の現地視察。これは楽しいわぁ、、、

グランピングも、初めてのドーム型のやつ!
ご飯も、またまたこれおいしいの!
富山だって海鮮は負けないと思ったけど、このアヒージョの美味しさは
過去一だった☆☆☆

ベタぼれすぎて、バゲットのおかわりを無茶ぶり。
(バゲットになっている塩パンも、MAX一日7,000個売れるめっちゃおいしいやつ)
そんな無茶ぶりにも、スマートに対応してくれる従業員さん、みんな若いー--!この人材不足のご時世にめちゃくちゃ羨ましいやつです。

そんな、2泊3日のツアー。
全力でインプットして、
久しぶりに腹筋がちぎれるかと思うくらい大笑いして、
久しぶりにこんなに深酒して(でも二日酔いは全くなかった!)、
久しぶりに自然に感動した!!

同じ「海」というコンテンツがあるのに、うちの市はまだまだ使い切れてないなぁ、、ってもったいなさを感じました。

有明海の内海と、日本海の荒波とでは環境は全然違うかもしれないけど
「船」は、今の日常生活の上ではキラーコンテンツであること間違いないと思う。

机向いてるばかりが勉強ではないって、改めて実感した貴重な時間になりました。
やっぱり外に出ないと自分のまちに何が足りないのか見えないし、外から見るからこそ見えてくるものもいっぱいある。

熊本市みたいに半導体フィーバーになっているかと思いきや、半導体による投資規模が大きすぎて、市に与える影響が(いい意味でも悪い意味でも)半端ない。それを一過性のものではなく、持続可能なまちとして、どのようにとらえていくのか。
熊本市長のお話も、めちゃくちゃ刺さりました。

いろんなものごと・エリアをミックスして考える。
これ、めっちゃ大事!!

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