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五日市の文化人|芸術の秋の彫刻家大特集!プリンプリン物語に出演した人形達と友永氏

前回の「五日市の文化人|芸術の秋の彫刻家大特集!2人の彫刻家の職人芸」に続く第二弾の彫刻家大特集をお届けします!今回ご紹介する方は平成29年度『あきる野の匠』認定者でもある木彫美術の匠 友永 詔三(あきみつ)さん。

五日市を歩いていると、度々目にする木彫りの白い髭のお爺さん。名前は、森の妖精ZiZi。造形作家、友永詔三さんの作品だ。武蔵五日市駅から深沢小さな美術館までの路傍に立ち、案内してくれる。

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☝️深沢小さな美術館前の森の妖精ZiZi達

36年前、廃墟と化した古民家を購入し、アトリエ兼住居を自力で改築された。2003年美術館が完成。一番の趣味が家造りというだけに、今でも少しずつ手を加えているそうだ。

1979年〜1982年までNHKで放映された連続人形劇『プリンプリン物語』の人形約500体のデザインと制作を手掛けた友永氏。美術館には、木彫、木と和紙の灯りのオブジェ、版画、ブロンズ像等、様々な作品が並んでいる。

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☝️懐かしいプリンプリンも展示されている

作品を造る時のアイディアは何処から湧いてくるのか訊ねると、『50年近くやっているので相手は同じ。特別なことではない。求められるものを造ってゆく。型にはまらず、自由な発想が大切。』と走り続ける芸術家は語ってくれた。

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☝️プリンプリン物語に出演した人形達と友永氏。「仲間と野外で舞台の計画を立てていたが、コロナ禍で中止になった。来年は実現したい。」と抱負を語ってくれた。

開 館: 10:00 〜 17:00
休館日:水曜・木曜 ※12月から3月は冬眠のため閉館
入館料:大人 500円 / 小中高生 300円
※特別展などにより料金が変動する場合がございます
※館内にはカフェとショップが併設されており、コーヒーや紅茶を¥500で楽しむことができます
住 所:〒190-0174 東京都あきる野市深沢492
電 話:042-595-0336

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