グレイモヤは将来的に後輩に譲りたいと思います

昔はめちゃくちゃお笑いライブに客として行ってたんですが、最近めっきりその回数も減りまして、その大きな理由として「客席でじっとしているのがムズい」というのがあります。レッドブルつばさ×シルのツーマンを阿佐ヶ谷プロットに見に行ったら、客席ど真ん中なのにレッドブルの2本目のコントで急に便意が来て完全にウンコ漏らしそうになって、中抜けするにもプロットって席狭くて絶対無理で、そこから汗ダラダラかきながら必死にケツアナに力入れて我慢して、合同コントが終わったから「ようやく…」と思ってケツアナの力を緩めたら幕間Vが始まって気絶しかけるという事があり、その時に「もう二度と、よっぽどの事が無い限りライブには行くまい…」と思ったんです。小学校のクラスでウンコを漏らすよりヤバいですよ、後輩のライブ見に行って客席でウンコ漏らすなんて。よく我慢しましたあの時の自分。今思い出してもヒヤヒヤします。

ただそれでも、お笑いはライブで見たいじゃないですか。ここで裏技がありまして、「自分でライブを主催して袖で見る」という裏技です。これならいつでもウンコ行けるし、烏龍茶飲めるし、立ったり座ったり出来るし、暑がりなんで汗吸う機能だけ発達してる赤すぎるTシャツになっても良いわけです。

といった感じで袖から見てたグレイモヤめっちゃ楽しかったです!!!グレイモヤ、ご来場頂いたお客様、ありがとうございました!!!

自分が好きな芸人が、ライブ見に行ったら別に面白いのにスベってるなんてザラにある事じゃないですか。なので、別に自分が好きな芸人を呼んでるからウケようがスベろうが僕にとっては関係ないんですけど、にしても、やっぱりウケてる状態で見るのが一番良いですよね、面白いネタは。怪奇!YesどんぐりRPG、2本目もあるんかい。面白すぎ。来年のM-1も楽しみです。グレイモヤ終わり、打ち上げ行こうって集まったメンバー、最初「シャラ〜ぺ、牛女・しらす、フランスピアノ・山本、マリオネットブラザーズ・井上」っていう謎のメンツ過ぎて笑いました。

今回、実験的にやってみた事があって、それは「立候補してくれたら無条件でライブに出す」という枠を作った事です。

これはずっと個人的に思ってた事があって、若手って「高ぇよ、若手は金無いんだから金取んなよ」とか言いながら、フリーエントリーライブに3000円払うじゃないですか、普通に。しかもかなりエントリー枠は埋まってるし。

でも、「じゃあ、ノルマいらないから、代わりに“絶対面白いネタ”持ってきて」って言ったら、こっちの方が遥かにエントリー少なくなるんじゃないのか?って思ってるんですよね。そんなに自信が無いから、お金を払うという行為で自分の中で決着をつけて、しかも「お客さんが“少ない事”が保証されている」ライブに出るんじゃないか、と。

なので、一旦は「無料フリーエントリーライブ」というのをやろうと思ったんですけど、なんか自分の中でしっくり来なくて、じゃあ10組自分で面白い人オファーして、10組無料フリーエントリーにしようかな、とも思ったんですが、それもまたうーんと思って保留してたんです。

それで、今回グレイモヤがライブの裏被りとかでめちゃくちゃオファーが難航したので、ちょっとここでやってみようかな、と思った訳です。この時点でチケットは100枚売れていて、メンバーも決まってる訳ですから、ここに「面白いネタある方、立候補してくれたら1〜3年目なら誰でも出れます!」っていうツイートにリプライしてくる芸人って、自信あるな〜と思って僕はめっちゃ好きなんですよ。台本の緻密さとかボケのセンスとかツッコミのワードより、不確定なところに誰よりも早く突っ込んで行ける事の方が好きなんです。

それが今回は「竹内ズ」と「オーケストラホルン」の2組だった、という事です。ウケようがスベろうが、どうでも良いんですよ。ネタどうこうより、一番大事なものを持ってるんじゃないかと思います。

2001年、M-1グランプリが出来た時にはみんな「M-1をあんまり信用していなかった」と言います。中川家の剛さんは「本当に1000万円貰えると思ってなかった」と言ってるし、ブラマヨの吉田さんは「どうせ吉本が売り出すヤツらだけ決勝行くんやろと思ってナメてたら、麒麟とかガチなとこが行ってて、楽屋でずっとグルグルグルグル歩いてた」と言ってます。

M-1を信用していないという事は、その頃の人達はM-1に通用する漫才“以外”の部分に物凄く力を入れていたという事です。M-1は相対評価な訳ですから、M-1に通用する漫才“以外”の部分に力を入れていた人達の中で1位が決まり、“以外”の部分で他の仕事も出来た、という事なんだと思います。

それを見た人達が、その結果だけを見て「M-1優勝したら売れる!」と思い、M-1に通用する漫才“のみ”に力を入れる人達が増えて、M-1グランプリのレベルは上がりまくっている代わりに、“以外”の部分に力を入れて来なかったから、時が経つにつれて「M-1優勝したのに売れない!」となっている、というのが僕の持論です。

それぐらい、「不確定なものに最初に突っ走る」というのは凄い才能なんだと思います。元スパナペンチの高橋くんなんか、マジで世間で誰もビットコインなんか知らない時期に、全財産をビットコインにして生活してたんですよ。その感覚凄すぎるし、そういう人達が続々と出てきてから仮想通貨買った芸人なんか軒並み死んだ訳じゃないですか。

なので次回以降、こういう募集をするのかは未定です。何故なら、もう「あ、本当に最初にリプライすればあのライブ出れたんだ」っていう事が事実として残り、不確定なものでは無くなってしまったからです。まあでも、オファー難航したり出演キャンセル出たらやるかもしれません。まだ何にも決めてないです。

あとは、何年後になるかは分からないですが、「グレイモヤ」というライブは、どこかのタイミングで後輩に譲ろうと思っています。

世の中にはめちゃくちゃライブが乱発されていて、その中でも良いライブがあるのに、それをやっている人が売れるか辞めるかしたらそのライブごと消滅するっていうのが凄くもったいないなとずっと思っていて、だったら自分がライブをやる場合は後輩に譲ろうと思ってました。

実際、グレイモヤって雰囲気が出来上がった今、主催は僕じゃなくても全く成立するライブなんですよ。例えばタミちゃんに譲ったとしても、今までと全く同じメンバーをオファーする事が出来る訳です。その中でタミちゃんの仲良い芸人が増えるだけで、例えば春とヒコーキとか徳原旅行とかがメンバーに入るって感じになって、全然成立するじゃないですか。

だから、僕は別にお客さんを満員にする事を目的にライブをやってる訳じゃないけれども、「毎回確実に満員である」という事は価値なので、満員になるグレイモヤとか地元のツレとかは下の代に譲って、1,2年目の芸人が満員のバティオスでネタをやれる環境を作っていきたいなと思っています。

逆に「喉爆発ライブ」は永遠にやってたいですね。前回、台風来たとはいえ、お客さん17人ですよ。きしたかの、地味にグレイモヤのメンバーの中で今年一番テレビに出てるんですよ。バティオス満員になる気配がしなさすぎて笑っちゃいます。まあ、そもそも満員になっても、このライブだけは他のライブと違って、後輩に譲っても失敗しそうなくらい僕のやりたい要素が入りすぎてるんだけど。

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シャラ〜ぺ

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