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崎山蒼志、全国ツアー“はたち・みずのかたち”を完走! 変化こそ成長――そう思わせる彼の姿勢が浮き彫りになった恵比寿LIQUIDROOM公演をレポート
※崎山蒼志さんのライブツアー「TOUR 2023“はたち・みずのかたち”」のオフィシャル用ライブレポートです。ショート版のほか完全版を作ったので、許可をいただきこちらに全文を。 ショート版はこちら 6月16日(金)、東京・恵比寿LIQUIDROOMのライブにて、シンガーソングライター・崎山蒼志の全国ライブツアー「TOUR 2023“はたち・みずのかたち”」が千秋楽を迎えた。10代でメジャーデビューを果たし、20歳となってからは初の全国ツアーになった今回。4月~6月までの
おとぼけビ~バ~『SUPER CHAMPON』は、ひとりきりのわたしがあなたとたまたま出会って、ためになるようなならないような話をして、しばらくして別れてまたひとりきりになった、その一連の時間にちょっとだけあるきらめき(を歌にしてJASRAC)
奇天烈漫才師・コウテイの出囃子を彷彿とさせるベースラインに導かれ、「わたし産むとしたら犬」「孫の顔見せて 見せてから戻す」というパワーワードへと展開していく「アイドンビリーブマイ母性」から、おとぼけビ~バ~のニューアルバム『SUPER CHAMPON』は幕を開ける。油断も隙もありゃしない、18曲21分。制作期間はコロナ禍を含めても2年以上、幾度となくスクラップ&ビルドを繰り返しながらも、決して間延びさせたり、薄く引き伸ばしたりすることだけは断固拒否した上で生まれた傑作だ。