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シンボルが「28種類」の理由

かんぜんすう?

ちょっとだけ難しい話になりますが、ずばり「28」は完全数なのです。
完全数とは、約数の総和が自分の2倍になるような正の整数のことです。

28の約数は 1・2・4・7・14・28 です。
   総和    1 + 2 + 4 + 7 + 14 + 28 = 56

「28」種類にした理由だなんて、お子さんに限らず多くの人がそれほど気にとめませんよね。少なくとも私は今回この記事を書くのをきっかけに「完全数」のことを知りました。「『28』は完全数なんだって」と親子で話したり、数字に分類があることを知るきっかけになったらうれしいです。

博士の愛した数式

私は数学が苦手で、学生のころからなるべく数学に関わらないようにしてきました。それが映画『博士の愛した数式』を観て、数字について楽しそうに語る博士に衝撃を受けてしまいました。素数ぐらいは聞いたことがありましたが、数字に分類や性格、相性まであるなんて!
その時、数学の世界は想像しているより無機質でない世界なのかもと思い、もっと早く数字のことを知っていたら違う景色を見ていたかも、などと厚かましい妄想までしました。

少し知っているだけで、ワクワクが広がる。

その後、数学に目覚めたかと言うとそんな風にはいきませんでしたが、数学に関する読み物へのバリアが溶けて、少なくとも興味を持てるようになりました。
イツモココデのシンボルのひとつ、ヒマワリについて調べているとき、「フィボナッチ数列」が登場した時は、数学が植物の世界にまで!?と(間違えなく自然が先ですね)ワクワクしている自分に驚きました。それを説明してと言われると難しいのですが・・・

知らないっていうことは、ワクワクがいっぱい待っているということ。

イツモココデでは、お子さんたちにこんなワクワクを味わってもらえたらと、こだわりの小さな種をあちこちに準備しています。
どうして28種類?どうして動物のシンボル?どうしてこの植物?どこにどんな種が隠れているのか?・・・一緒に探していただけたらうれしいです。