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そこそこ裕福な国の、それなりの規模の都市、そこの平均的な集合住宅の一室に、トムとピンコ…
・24日 ようやくクリスマスが終わりそうだ。青山通りを歩いているカップルを見かけて若干い…
自分という人間のこれからについて、真剣に考えてみようと思う。 いつもやろうとは思うの…
これは日記だ。 ここ数週間は、あまりにも空っぽで、無為な時間をすごしていたので、少な…
少女は、常に大きな壺を抱えていた。 嬉しいこと、楽しいことがあった時はいつも、彼女は…
今私は、どうしようもないほどの無気力に襲われている。どれくらいの無気力かといえば、…
今日は2ヶ月に一度の通院の日だった。とはいってもとくに私の病気がよくなったわけでも、悪くなったわけでもない。ただ薬を処方してもらったというだけのことである。 診察が終わった後、なんとなくそのまま家に帰る気がしなかったので、本郷通りを下って靖国通りへ出て、そこから両国橋まで歩いていった。途中で蕎麦を食べた。600円ほどの蕎麦だったのだが、どうにも小麦粉の含有量が多すぎるような気がした。 そこまできたら、隅田川を渡ってみたくなったので両国橋を渡った。しばらく歩いて、清澄
もう深夜2時を過ぎている。今日は随分と夜更かしをしてしまったようだ。 パソコンをやっ…
11月ももうそろそろ終わりそうだ。 果たして私は11月、何をしていたのだろうか？ 10月…
入学式の朝は、希望にみちあふれていた。 僕は運よく彼女と知り合うことができた。彼女は…
図書館で、ある女性の手記を読んだ。 その女性は生まれてから死ぬまで奴隷だった。 女…
話を作るのはかなり大変なことである。どうしても伝えたいこと。文字や言葉を利用してでも伝…
部屋の真ん中には冷蔵庫があった。 あけて中を見てみると、チーズケーキがあった。とても…
星新一の「鍵」を読んだ。三日前くらいから無性によみたくなっていた話だ。「妄想銀行」に収録されていた。図書館や本屋をあちこちまわって探して、結局高島屋の紀伊国屋で見つけた。 「箱」の話に似ているな、と読んでみて思った。もっとセンチメンタルな話かと思っていたけれど、かなりさばさばした印象の話だった。 とにかく満足だ。
