2012年12月9日の日記


 午後から、図書館にいって今昔物語集を読む。竜が天狗に連れ去られて洞穴に閉じ込められ、同じ洞穴に比叡山の僧侶が連れてこられ、その僧侶のもっていた水瓶の水で竜は力を取り戻して僧も竜も外に逃げることができた。後に竜は京都の町で僧侶に化けて寄進を募っていた天狗を蹴り飛ばして復讐した、という話が面白かった。

 その後ランニングに出かける。沈む夕日がとても綺麗だった。昨日今日と頭に薄もやがかかっているようで、うまく物事を考えることができなかったけれど、凍りつくような寒さの外を走ると、かかっていた薄もやがはれたような気がする。

 家に帰ってから翻訳をするが、うまくできなかった。

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