2013年10月11日の日記


 今日は1日文章を書いていた気がする。文章を書き、一呼吸入れて散歩がてらに立ち読みに行き、かえってきてカップラーメンの昼食を食べ、オナニーをし、昼ねをし、地下室の手記を読み、また文章を書いている。しかし小説を書いているわけではない。書いているのは自分の感情の完全なる発露。…いやそれだったらまだましだ。すかすかで矮小な、存在しないに等しい自分の気持ちを過度に卑猥な比喩や修飾語でもりたててだけのジャンクフード。…そう、それは必要な排泄ですらないのだ。ならば私が今書いている文章には一体何という名前をつければいいのだろうか…?

 現在17時半。すでにクーラーの電源は入れられた。今日という日はまだ終わらない。

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